寝不足ネイリストさんにおすすめ!睡眠不足解消に取り入れたい5つの習慣

年末が近づいてくると、ネイルサロンの予約が増え、夜遅くまで勤務時間が伸びることもしばしば。最近、睡眠が足りていないな…というネイリストさんは多いのではないでしょうか。

また、休日に寝溜めしようとしても、なかなか眠れなかったり、普段プライベートの時間が取りづらい分、休日に予定を詰め込んでしまったり、と日々の睡眠時間が短くなっていませんか?

睡眠時間が削られ、睡眠不足になってしまうと体に様々な不調が起こります。特に、肌や髪といった美容への影響は大きく、女性にとって睡眠不足は大敵なのです。

今回は、睡眠不足と美容の関係や起こる体調不良についてと、睡眠不足解消のために行う、就寝前の習慣についてお話しします。

睡眠と美容の関係

睡眠は肌・髪・ダイエットと密接な関係があると言われています。

睡眠不足で肌が荒れる

睡眠が不足すると、肌が荒れるという経験がある方は多いのではないでしょうか。肌荒れの原因は、
肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が残ってしまうこと
にあります。

というのも、肌は28日ごとに新しい細胞に生まれ変わっています。しかし、ずっと睡眠不足が続くと、正常にターンオーバーが行われず、肌に角質が残り続けます。

その状態が続くと、肌はいつまでもくすんだ状態のままになってしまうのです。また、肌がゴワついたり、カサつくといった症状も起こりやすくなります。

髪の毛もパサパサに?

綺麗な髪質の保持には、成長ホルモンが関係しています。成長ホルモンが頭皮に届くことで、髪が丈夫に育つようになったり、丈夫で綺麗な髪の毛を保つことができると言われており、美髪になるためには成長ホルモンが必要です。

しかし、睡眠不足で成長ホルモンが生成されないと、栄養はなかなか届けられません。

髪はタンパク質やアミノ酸といった栄養素で作られています。その栄養が届かないと、細くツヤやハリのない髪になってしまいます。細くなると、髪は抜けやすくなり、見た目もパサパサになってしまうのです。

「髪がなかなかまとまらない」という方は、睡眠不足が原因かもしれません。きれいな髪をキープしたければ、睡眠はしっかりと取るべきです。

睡眠不足でダイエットにも影響が出る

髪と一緒で、睡眠で生成される成長ホルモンとダイエットには、密接な関係があります。成長ホルモンと聞くと、身長が伸びるというイメージが強いかもしれませんが、脂肪燃焼にも効果があると言われているのです。

そのため、成長ホルモンが減ると、脂肪が燃焼されづらくなり、痩せにくくなってしまうのです。また、睡眠不足になると、自律神経の乱れにより食欲が増すとも言われています。

睡眠不足で起こる体調不良とは?

睡眠不足になると、どのような体調不良の症状があらわれるのでしょうか?

日中に強い眠気が発生する

睡眠不足になると、脳が疲れて、回復のために日中に強い眠気が発生します。

脳は起き続けていると、疲れた神経を休ませるために眠らせようとします。特に1日の中でも、寝起きから8時間後と、22時間後に眠気は発動されやすく、睡眠不足の人は特に夕方、眠気を感じやすくなるのです。

判断力の低下

睡眠不足になると、判断力が低下すると言われています。なぜならば、週5時間程度の睡眠状態が続くと、酔っ払ったときと同じ状態になると言われているからです。

実際に、パイロットの睡眠不足が原因となり墜落事故につながった例もあります。睡眠不足になると、認知機能・注意力・運動神経が鈍くなる、といった実験結果も出ているようです。

そのため、いつもより1時間短い睡眠時間が1週間続くだけでも、仕事などでミスが増えやすくなってしまうのです。

(参考:https://www.lifehacker.jp/2010/05/100506seriousness_sleepless.html)

就寝前に取り入れるべき5つの習慣

就寝前に、睡眠不足防止として5つの習慣を取り入れましょう。就寝前は、副交感神経を優位にすることが大切です。副交感神経は体をリラックスした状態にしてくれます。

入浴

入浴は体温をあげてくれるので、しっかりと睡眠をとるためにおすすめです。眠気は体温が下がるときに発動されるので、就寝時刻の1時間前に入浴すると、徐々に体温が下がり睡眠に入りやすくなります。入浴時間としては20、30分くらいを目安に行なってください。

ストレッチ

寝る1時間前にストレッチをすると、体が温まります。また、体が適度に伸びることで、リラックス感を感じやすくなります。お風呂上がりにすると、就寝前に体温があがってよいでしょう。

マッサージ

クリームやオイルを塗りながらマッサージするのもおすすめです。体が休まるだけでなく、毎日マッサージをすることで、むくみ改善にもつながります。アロマオイルなどを使うと、香りのリラックス効果も相まって眠りやすくなるでしょう。

スマホのブルーライトをカット

スマホのブルーライトは目に刺激を与えてしまいます。脳醒して、眠気がなくなると言われているのです。しっかりと睡眠をとるためには、寝る数時間前からはスマホを触らないことが一番良いのですが、なかなか難しいですよね。

そんな時は、ナイトモードの利用をお勧めします。ナイトモードにすると、ブルーライトではなくオレンジっぽい、あたたかみのある画面に変わります。ブルーライトよりは光がおさえられるので、目や脳への刺激を減らすことができます。

ホットミルクを飲む

仕事で遅く帰宅する日など、食事が就寝直前になってしまうというときは、ホットミルクやスープで済ませる方法もあります。

食事を取ると、そのあと数時間は胃腸が活発になります。胃腸が活発になると、神経も高ぶって眠りにくくなります。そのため、22時以降の帰宅になる場合は、なるべく炭水化物や固形物は避けましょう。

ホットミルクなどで軽く済ませて、朝食にたくさん食べるようにしましょう。

まとめ

睡眠不足が当たり前になっている人も多いかもしれません。しかし、睡眠不足になると、肌荒れや髪へのダメージ、太りやすくなるなど、悪影響ばかりです。

また、睡眠不足になると、体調不良も引き起こします。日中の強い眠気や判断力の低下、など、仕事にも影響が出てしまいます。

そんな睡眠不足ですが、毎日のちょっとした習慣を改善することで睡眠の質を上げ、改善させることも可能になるのです。睡眠不足で体調不良を感じている人は、ぜひ試してみてくださいね。

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