乾燥でぱっくり…かかとのひび割れの原因とケア方法

かかとが痛いと思ったら、ぱっくりひび割れ・・・そういえばしばらくお手入れしてなかったな、なんてことありませんか。こないだケアしたばかりなのに、すぐにガサガサになってしまうという人もいるかもしれません。

かかとは体の中でも乾燥しやすい部分なので、小まめなお手入れが必要です。後回しにしていると、あっという間に乾燥して硬くなってしまいます。

なぜ乾燥しやすいのか、ひび割れの原因は何なのか、予防法やケア方法について紹介します。

かかとのひび割れの原因

乾燥が進んでいる

かかとがひび割れてしまう原因のひとつは、乾燥です。足の裏は身体の潤いを守るはたらきをする「皮脂腺」がありません。そのため水分や油分を常に与えてやらないと、乾燥は進む一方なのです。

夏場は空気が湿気を含んでいるせいもあり、冬場ほど乾燥は気にならないかもしれません。それでもかかとは自分で潤う力が無いので、常に乾燥しているということを頭に入れておいてください。

古い角質が厚く硬くなったところに体重がかかる

もうひとつの原因として、古い角質が厚く硬くなることが挙げられます。人の肌は一定のサイクルによって古い角質が剥がれ落ちるはたらきがあり、これをターンオーバーと言います。

このターンオーバーは約1ヶ月くらいの間隔になっていて、サイクルが順調だと1ヶ月ごとに新しい肌に生まれ変わっているのですが、かかとは新陳代謝が他のパーツよりも遅く、ターンオーバーも時間がかかる部位なのです。

そのため、古くなった角質が長く居座ってしまうことに。角質がたまっていると手触りがガサガサになるうえ、保湿をしても表面に留まってしまい、乾燥を解消できません。

さらに、立つことでかかとはその人の全体重を支えなければならず、歩くことでかかとに摩擦がおこります。それらの刺激によりかかとはどんどん硬くなってしまうわけです。

ひび割れの予防方法

古い角質を取り除く

かかとのひび割れを予防するには、まず古い角質を取り除き、角質を厚くしないように心がけることです。角質を取り除く様々な商品がありますが、かかとのケアはお風呂で行うのがおすすめ。

角質が水分を含み柔らかくなりますよ。お風呂に浸かり、かかとが柔らかくなったところで軽石や角質除去用のやすりで古い角質を取り除いていきます。このとき、角質を完全に取り除く必要はありません。

手触りがよくなったな、くらいで大丈夫です。角質がそれほど厚くないときには、スクラブ入りの洗浄剤でマッサージする角質除去方法もあります。じぶんのかかと状態に合わせて、定期的に角質を取り除いてあげましょう。

その後、保湿クリームを塗ってしっかりと保湿します。いくら角質を除去しても、保湿を怠ってしまうとまた硬くなってしまいます。

保湿をまめにする

もうひとつの予防法は、保湿をまめにすること。ひび割れてしまう原因はかかとが乾燥や角質で硬くなることなので、そうならないよう保湿を心がけましょう。

お風呂上がりに化粧水や乳液で肌の乾燥をケアするついでに、かかとにも保湿クリームを塗る習慣をつけるといいですよ。

または、寝るときに保湿クリームを塗るのもおすすめです。布団にクリームがつくのが気になるのであれば、かかとケアの専用靴下や手持ちの靴下を履いて寝るようにしましょう。

じっくり保湿したいときには、保湿クリームを塗ってからかかとをラップでくるむ方法もあります。クリームを蒸発させないので、一度でしっとりかかとに。他にはビニール製の足型袋に美容液が入っていて、何分か足を浸してケアする商品もあります。

割れてしまったかかとのケア方法は?

まずは割れてしまった部分を治すこと

すでにひび割れてしまったかかとのケアとしては、まず割れてしまった部分を治すのが最初です。ドラッグストアに行くと、患部に塗るタイプの液体絆創膏やかかとのひび割れ専用の軟膏があります。

液体絆創膏はひび割れ以外にも、普通の切り傷や擦り傷にも使えて便利ですが、傷口にしみることが。一方の専用軟膏はしみにくい処方だったり、靴下を履いてもべたつかない、保湿成分で患部を柔らかくするなどのはたらきがあります。

自分の使いやすいと思うものを選びましょう。

割れた部分が良くなったら・・・やっぱり保湿

割れてしまい痛む部分が良くなってきたら、次に行うのはやっぱり保湿なんです。新たなひび割れをおこさないよう、常に保湿して柔らかさを保つことが大切。

ついお手入れを忘れがちな部分ですが、顔のお手入れと同じく習慣づけてしまえばこっちのものです。いつでも裸足になれる美しいかかとを手に入れるために、がんばりましょう。

おすすめケア用品

ユースキン 【ユースキンAかかとケアセット】

手足のひびやあかぎれに絶大な効果があるというユースキンAのチューブ入りクリームと、かかと靴下がセットになっている商品です。クリームを塗ってから靴下を履くことで、ガサガサかかとが滑らかに。

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ミメオ 【ピーリングソックス】

角質に効果のある液が入った足型のビニール袋に足を入れて待つだけ。3日~1週間ほどかけて古い角質が剥がれ落ち、生まれ変わったような素足に。

日にちをかけて角質が剥がれ落ちるので、すぐに効果がほしい人には向きません。かかとだけでなく足の指や足の裏と全体のケアもしたい人におすすめです。

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ドクター・ショール 【ベルベットスムーズ 電動角質リムーバー ダイヤモンド】

硬くなってしまったかかとの角質を除去することができる電動の角質リムーバーです。海洋ミネラルを含んだのローラーヘッドで角質を削ることで柔らかいかかとを保つことができます。

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まとめ

かかとがひび割れる原因は乾燥と角質が厚くなる・硬くなることにありました。これを予防するには、古い角質を定期的に取り除き、保湿を欠かさないことが大切なんですね。

ひび割れてしまったときには、まず患部を治すことが第一で、その後はやはり保湿。かかとは常に乾燥しやすいので、いつも保湿を心がけて柔らかさを保つのがひび割れを作らない一番の方法です。

ついつい忘れてしまうかかとケアですが、いつでも素足になれるようにお手入れを習慣化していきましょう。

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