コンシーラーのヨレない使い方について

目の下のクマやニキビ、シミなどを隠すのに欠かせないコンシーラー。ファンデーションだけでは隠し切れない部分を綺麗にカバーしてくれるので、助かるアイテムですよね。

また、ほうれい線を目立たなくする効果もあり、若々しい印象にするのにも役立ってくれます。そんなコンシーラーですが、ヨレやすいのが悩みの種。

シミなどを目立たなくする目的で塗ったのに、ヨレてしまったせいで、かえって目立ってしまうということがあると思います。とても便利なコンシーラーですが、実はうまく使いこなせていない人が多いのです。

コンシーラーは顔のどの部分にも使えますが、実は目元に塗る時には、ちょっとしたコツが必要です。目元がヨレると、シワが非常に目立ってしまうので、ヨレるのはできれば避けたいですよね。

コンシーラーの、ヨレにくい上手な使い方についてご紹介します。

コンシーラーが寄れる原因

厚塗りになっている

コンシーラーを厚く塗りすぎると、とてもヨレやすくなってしまいます。目の下のクマを消すために、コンシーラーを使っている人は多いと思います。

その時に、ついたっぷりと塗ってしまいがちですが、それこそがヨレの原因になっているのです。特に注意したいのが、目元に使うことの多い、ペンシルタイプやスティックタイプのコンシーラーです。

ペンシルタイプやスティックタイプは、リキッドタイプと比べると固く、肌に塗りこむように使います。そのため、どうしても厚塗りになりやすいのです。スティックタイプを使う際は、あまり力を入れずに塗るようにしましょう。

乾燥している

乾燥しやすい季節や、エアコンの風に直接当たったりした場合などは、顔がとても乾燥しやすい状態になります。メイクしたところが乾燥すると、コンシーラーがヨレる原因になります。

特に、ペンシルタイプやスティックタイプのコンシーラーは乾燥しやすいので、注意が必要です。スティックタイプは狭い範囲をカバーするのにはとても便利ですが、油分が少ないため、すぐに乾燥してしまいます。

もし広い範囲をカバーしたい場合は、油分の多いクリームタイプかリキッドタイプを使うようにしましょう。

ヨレないコンシーラーの使い方

薄く塗る

コンシーラーは、薄く塗るのがポイントです。コンシーラーは、ファンデーションよりもカバー力が高い分、必要以上に塗りすぎると、ぼってりと厚塗りをした状態になりやすくなります。

特に目元は、非常にヨレやすいので、注意が必要です。リキッドタイプのコンシーラーは、一旦手の甲に出して量を調節してから、指の腹を使ってポンポンと馴染ませるようにして塗るといいでしょう。

どうしてもカバー力が弱いと感じた場合は、部分的に少し多めに塗るようにしましょう。全体的に厚めに塗るのは避けましょう。

ペンシルタイプやスティックタイプのコンシーラーは、カバー力が強いのが利点ですが、厚塗り状態になりやすいので、よく伸ばして馴染ませるようにしてください。

保湿をしっかりとする

肌が十分に保湿されていない状態でメイクをしても、下地やファンデーションが肌に密着してくれません。コンシーラーも同じで、肌になじみにくい状態になり、ヨレる原因になります。

メイク前には、化粧水や乳液などで、しっかりと保湿をするようにしましょう。もちろん、洗顔後の保湿などにも日頃から気を遣い、肌がカサカサにならないように注意してケアを行ってください。

 

皮脂をしっかりと拭き取る

メイク前に、余分な皮脂が浮いたままメイクをすると、保湿をしなかった場合と同様にメイクの密着度が悪くなります。必ずしっかりと洗顔をするか、油とり紙で皮脂をとる等して、綺麗な肌にしておきましょう。

フェイスパウダーを使う

コンシーラーを使った後に、フェイスパウダーを使います。
 
コンシーラーを塗った部分は、どうしてもベタついてしまいます。このベタつきが、ヨレや化粧崩れの原因になることがあります。

フェイスパウダーを仕上げにつけることで、ベタつきを抑え、ヨレを防ぐことができます。

ファンデーションを重ね塗りしない

コンシーラーを塗った後に、念入りにファンデーションを重ね塗りしたくなりますが、コンシーラーがヨレやすくなるためおすすめしません。

厚塗りをすればするほど、時間が経つとメイク全体が崩れやすくなってしまいます。コンシーラーの上に塗るのはフェイスパウダーだけにするのがおすすめです。

コンシーラーがヨレた時の解消法

コンシーラーがヨレてしまった時に、ファンデーションの重ね塗りで誤魔化したくなりますが、逆にヨレを目立たせる原因になってしまいます。

何度も言っていますが、厚塗りがヨレの原因になるのです。ヨレてしまった時は、保湿ハイライトスティックや保湿オイル、ミストなどで潤いをチャージしましょう。

メイクの表面の乾燥を改善すれば、それ以上ヨレるのを防ぎ、ヨレてしまった部分を目立たなくすることができるのです。

保湿ハイライトスティックや保湿オイルを塗ると、コンシーラーとうまく馴染んで、ヨレた部分が目立たなくなります。
顔全体のヨレには、ミストがおすすめです。顔全体にミストを吹きかけ、潤いを補給しましょう。
 

ヨレにくいコンシーラーを選ぶコツ

コンシーラーは乾燥に弱いので、できるだけ油分の多いコンシーラーを選ぶのがコツです。クリームタイプやリキッドタイプは、油分が多い部類に入ります。

ペンシルタイプやスティックタイプは、油分が少ないため、ヨレやすいのが難点です。しかし、隠したい部分にピンポイントに使え、カバー力が強いのが特徴なので、目的に合わせてうまく使い分けるのが一番です。

また、「目元専用コンシーラー」等、部分用のものも販売されています。使う部位が限られているのであれば、そういった商品を試してみるのもいいでしょう。

まとめ

コンシーラーはいくつか種類があり、それぞれ特徴が変わってきます。どうしてもヨレやすいコンシーラーもありますが、自分の悩みに合わせて使い、ヨレないように十分に対策をしておくことが大切です。

もしヨレてきてしまっても、しっかりと保湿をすることで、ヨレは目立たなくなります。化粧直し用のアイテムを常に携帯しておけば、ヨレてしまってももう怖くありませんね。

コンシーラーは、使い慣れてくれば、とても便利な存在です。色々な方法を試してみて、自分に合った使い方を見つけてみて下さい。

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