見逃してない?ネイリストさん必見、初夏の展示会3選。

春くらいからスタートした展示会も、もうそろそろ夏に向けて会期も終盤といったところ。ネイリストさんであれば、平日のお休みに、ゆっくりとめぐることができる展示会は、気分展開にも、デザインの勉強でもおススメしたいスポットです。今日はそんな展示会の中から、いくつかお勧めをピックアップしますね。

ミュシャ展

出典:http://www.mucha2017.jp/

ギリギリでのご案内になります、こちらの展示会はなんと6月5日(月)までと本当にもう少し!でも、実はこの展示会、5月22日に来場者が50万人を突破したという大人気展示なんです。

アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音ムハ※、1860-1939)は、オーストリア領モラヴィア(現チェコ)に生まれ、ウィーンやミュンヘンを経て、27歳でパリに渡り絵を学びました。なかなか才能を発揮する機会に恵まれなかったミュシャは、34歳の時に、女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを手がけることになり、一夜にして成功をおさめます。以降、優美で装飾的な作風は多くの人を魅了し、時代の寵児として活躍しました。
美しい女性像や流麗な植物文様など、華やかで洗練されたポスターや装飾パネルを手がける一方で、ミュシャは故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描きました。その集大成が、50歳で故郷に戻り、晩年の約16年間を捧げた画家渾身の作品《スラヴ叙事詩》(1912-26年)です。およそ縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた20点の油彩画は、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す壮大なスペクタクルであると言えます。

http://www.mucha2017.jp/point/index.html より引用)

説明以上に、このミュシャ展、実際に足を運んだ人たちからの評判も高く、グッズ売り場はお休みは特に長蛇の列なんだとか!色使いや、絵全体から感じる空気感は、実際に足を運ばなければ体感できません。もう間もなく会期を終えてしまいますので、気になる方は急いでくださいね!

詳細情報

国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業
ミュシャ展

会期:2017年3月8日(水)ー 6月5日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
開館時間:午前10時―午後6時
※毎週金曜日午後8時まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜日

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大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち

出典:http://hermitage2017.jp/index.html

オフィシャルサポーターに又吉直樹が就任されたことでも話題となったこちらの展示会。
帝政ロシアの首都として栄えた街、サンクトペテルブルク。この伝統ある文化の街でひと際優雅な佇まいを誇るエルミタージュ美術館は、1万7千点以上もの絵画作品を所蔵する。

本展では、その膨大なコレクションの中から特に充実している「オールドマスター」、16世紀ルネサンスから17・18世紀バロック時代に活躍した偉大な巨匠たちの傑作85点が一挙に集まる。

ちなみに、こちらは東京都心のウォーターフロントに位置し、都内全域へのアクセスへも便利な「コンラッド東京」とのコラボも!モダンフレンチの特別コースとスイーツブッフェを期間限定で楽しめるということなので、展示会を楽しんだ後にはぜひ!

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展覧会名:大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
会期:2017年3月18日(土)-6月18日(日)
開館時間:午前10時-午後8時(火曜日は午後5時まで、但し5/2は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1

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エリックカール展

出典:http://ericcarle2017-18.com/

さて、最後は、子どもから大人まで、幅広いファンがいることでも有名なエリックカール展。
アメリカを代表する絵本作家エリック・カール(1929- )ですが、こちらの展示会では、いまなお輝きを失わないエリック・カールの世界を約160点の原画・作品で振り返ります。
ネイリストの皆さんも、どこかでこの色使いを見た事があるのではないでしょうか?子どもたちの定番となった絵本「はらぺこあおむし」はもちろんのこと、「1,2,3 どうぶつえんへ」「パパ、お月さまとって」数々の名作。どれも本当にカラフル、そして温かい空気感に溢れています。

展覧会構成は、第1部 エリック・カールの世界と第2部 エリック・カールの物語。色の魔術師と言われるエリックカールの世界観を存分に楽しみつつ、ネイルデザインのインスピレーションも磨いてもらいたい展示会です。

詳細情報

会期:2017年4月22日(土)-7月2日(日)
会場:世田谷美術館
〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間:午前10時~午後6時
※入場は午後5時30分まで
休館日:毎週月曜日

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いかがでしたか?
少し喧騒から離れ、アートの世界にどっぷりつかるのも、ネイリストさんにとっては絶対必要な時間。好みもあるかとは思いますが、これだけ長い時間をかけて愛されているアートは、共通して何かしら力があるものです。アンテナが動いた方はぜひ、足を運んでみてくださいね。

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