衣替え前に必読!「クローゼット棚卸し」から始まる新しい自分との出会い。

もうすぐ春。「新しい自分になりたい」欲、毎年出てくるものですよね。一番お手軽にトライできる気分転換としては、やっぱりファッション。ネイリストの皆さんは、制服的にエプロンも身に着けていらっしゃるので、私服自体は比較的自由に楽しめるのは利点です。でも、毎年願望だけはあるけれど、全然前に踏み出せていない人も多いと思うんです。ですから、今日は衣替えを目前に控えたこの時期だからこその「ファッション」についてのお話をさせていただきましょう。

トレンドばかりを追っていませんか?

よく、「いざ買おうと思って街に出たけれど、結局買わずに帰ってきちゃったよ」そんな声を聞きます。そう、やはり目的やイメージがぼんやりしすぎていると、ウインドウショッピングで何となく終わってしまうことも珍しくありません。

カリスマ読者モデルやインスタグラマーなどを数多く輩出している某ファッション雑誌は、どれも魅力的で、素敵なファッションだけれども、”完全無欠のコーディネート”そのまま切り抜いたように、お買い物をつづけていくのは、不可能に近いこと。仮に、買い続ける経済力があったとしても自らの心ががリンクしない、トレンドを追うだけの服にはあなたの魅力を引き出す力はありません。いくらトレンドで着飾っても「服に着られてしまっているな」そんな印象をもたれてしまうような、ただの消費には、美しさは宿らないといっていい気がします。

心とリンクする自分らしいスタイルとは?

自分らしさ7割
トレンド3割

私がおススメする割合ではこれがベストバランス。

「そんなこと言ったって、季節の変わり目ごとに、何を着ていいかさっぱりわからなくなるし。」なんて声が聞こえてきそうですが、そういうときは、ベッドいっぱいに手持ち服を並べてみる時間をつくるといいんですよ。
まずは、その中の1割は2年着なかったものを。次に1年着なかったものを。残りの1割は、昨年のトレンド感があまりにも出過ぎているものを・・・。なんて具合に、それぞれ分けてみる。

すると、不思議と見えてくるんですよね、今のあなたの心と、リンクしている自分が大好きな、自分らしいスタイルが。ここまで来ると次のステップが楽になります。

この自分スタイルを軸に置いてから、初めて某人気雑誌を片手に、お買い物シュミレーションをするのです。今まで、欲しい欲しいと拗ねていた自分はいなくなり、本当に、自分にあった、本当に必要なものが見えてきます。

つまり、あれも、これも欲しいといって、ものを物色するよりは「あれと、これ!」と決めて、宝物を探し出すようにする。これ、同じ「お買い物」でも、中身は全くの別物だってことなんです。洋服を一年中クローゼットに仕舞いっぱなし。それこそが、何を着ていいかわからなくなる原因。意外に、この”クローゼットの棚卸作業”を怠る人は多く、流行りものばかり買い足していくにつれクローゼットはパンパン。仕舞には、自分スタイルを見失いってしまうのです。

とはいったって、そんな時間とれないし、そもそも、自分スタイルが分からない。そんな人にはパーソナルスタイリストにお願いしてもいいと思います。苦手なことは得意な人に任せる、それは、自分では全然できないネイルを、皆さんのようにプロにお願いに来るお客様の心境と一緒ですから!
この春は、ぜひとも、新しい風を吹かせてみましょう!

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