物販力アップにも効果的?ネイリストのパーツケア

ネイリストとして仕事をしているのだから、自分のネイルはもちろんのこと、頻繁にキューティクルオイルを塗ったりハンドクリームで保湿したり・・。おそらく一般の方よりは念入りにケアをしているのではないでしょうか。

しかしこれらは目に見える部分。それ以外の場所のパーツケアも万全でしょうか?

ネイリストならではの「え?こんなところが?」という部分のケアのやり方と、それを切り口に、サロンワークで役立つ物販販売テクニックもご紹介します!

絶対必須のパーツ!指先&爪

ネイリストである以上、自分自身の手のケアとネイルのメンテナンスは完全でなければなりません。自分のネイルが数本剥がれたり極端に浮いてしまっていることはないでしょうか?

このような状態でお客様に「メンテナンスを忘れないで下さいね」とお伝えしても何の説得力もありません!

以外に忘れてしまいがちなのが甘皮や指先などのケアです。ペンだこが乾燥してひび割れたりしていませんか?ネイリストはプッシャーや筆を頻繁に使うため指のサイドウォールの角質部分が硬くなりやすいのです。

これらの場所がひび割れたりしていると、手を取られたお客様は触られていてひっかかったり固い感触が残り、十分にリラックスして頂けない場合があります。

つい、自分の手はジェルやアートをする方が優先になってしまいがちです。しかし、こういったネイルケアがきちんとされていて触り心地が良い方が、お客様も「きれいな手ですね」と注目して下さり、ネイリストとしての技量をアピールすることができます。

お客様は見ている!手の甲、指の関節

施術中、お客様の目に入るのがネイリストの手です。ファイルがけやプッシュアップの際など、利き手の甲や関節はとくに目に入ります。

我々ネイリストはダストや溶剤、ファイルなどで常に手を酷使しているため、利き手の皮膚の表面は一般の方よりも固くなったりくすんだりしやすいのです。こういった場所のケアは保湿だけでは間に合いません。

簡単にできて効果的なお手入れは「スクラブ」を使う事です!シュガーやソルト、木の実など様々なスクラブ剤が販売されています。これらを手の甲や指の関節などを重点的にかけてあげると、くすみが取れてお肌がトーンアップするんですよ!

頻繁に行ってしまうと皮膚に負担がかかってしまうので通常は2~3週間に1度ですが、我々ネイリストの場合は利き手がとくにくすみやすいので、利き手は2週間に1度でも良いかと思います。スクラブを行った後はいつもより多めに保湿を心がけてくださいね!

以外に見られている!利き手の反対の肘


「え?どういうこと?」と思ったあなた、施術のときの体勢を思い描いて下さい。おそらく、利き手と反対側の肘をテーブルにつきながらお客様の手を取って施術しているかと思います。

その際、肘がつねに支えられた状態になるので、普通の人よりも擦れてしまいやすいのです。ちなみに私は長年のサロンワークで大きなタコのように一部皮膚が厚くなって、他にくらべくすんでいます。

このような場所は自分では目に見えないけれど、夏場など腕が出る時期は確実にお客様の目にとまります。このような場所も、スクラブで角質をとり保湿を心がけてあげるとつるつるでなめらかなお肌へと変わっていきます。

これは盲点!!ヒップの下

先ほどの肘に続き、最後はヒップです!ネイリストは座ったり立ったりを繰り返すお仕事スタイルなので、お尻の下(足の付け根)箇所が頻繁にスレるため、黒ずみやすいってご存知でしたか?

さらに加齢とともにどんどん下がってくる場所なので、ベテランネイリストほどその傾向が高いという説もあります(笑)。
もちろん他人とおしりの色を比べることはあまりないですし、誰かに見せるということもあまりない場所ですよね。

しかし、Vゾーンの脱毛をする人が沢山いるように、こういった見えない場所がキレイになっていると、自分が女性であることを意識し毎日嬉しい気持ちで仕事ができるんですよ!!こういった場所もスクラブや保湿などでお手入れが可能です。

自分が見本となることで物販につながる

ここまでご紹介した、ご自身のパーツケアですが、じつは物販を売るのが苦手とお悩みの方にこそ行って頂きたいのです。

ネイルサロンでの商品販売はキューティクルオイルくらいしか売れない・・、と思っていませんか?

オイル以外に、ご自宅で使えるスクラブやクリームを物販で用意しましょう。ここまでご紹介した内容を明日からサロンワークで商品販売のセールストークにそのまま使うことができます!

ヒップの黒ずみなんて、人には言えないけれど女性なら絶対気になるパーツのはずですよね。こういった潜在ニーズに働きかけると購買率がアップします。

ここでポイントなのが、へんにセールストークをしようとせず、自分の使用感をそのままお客様にお話しすることが大切です。

「じつは、大きな声じゃ言えないんですけ・・、私おしりがザラザラで悩んでいて。これを使いだしてからお風呂のたびに、自分のおしりを見るのが楽しみになったんですよ~。」

こんな感じで、自分の嬉しい気持ちをそのままお客様に伝えてみてください!へんに難しい成分の説明をするよりもお客様のココロに訴えかけられるはずです。

さいごに

お客様に買っていただくためには、まずは自分が使ってみて、本当に自分が気に入った商品だけをおすすめするという事が大切です。

物販は、労力を使わなくても売ればそのまま利益になります。是非、サロンワークでも施術以外の物販販売スキルも身につけましょう!

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