東洋医学視点で見る、正しい決断力を持つために心がけてもらいたいこと。

「決断力」がない方っていますよね。
ネイルを選ぶ際にも「アレもいいかな」「コレも気になる」なかなか一つに決められないってお客様もきっといるかと思います。カラー、柄、ストーンなど迷い出すと迷宮入りする気持ち、分かりはするものの、ずっとつき合うとなると、段々とイライラしてしまうこともあると思います。

「優柔不断だから」が口癖の人は、レストランでメニューを選ぶ時にも、サービスを選ぶ時にもとにかく時間がかかります。
それが許される場面では特に問題ないのですが、仕事の上では困る事も。経営者やリーダー、店長など人の上に立って統率する人に優柔不断な人はほぼいません。それがいいとか悪いとかではなく、そうせざるを得ない状況があるので、場合によっては即決もあり、もちろんスピード重視の思考回路になります。

「仕事が出来る人は、とにかく仕事が早い」良く聞く確かな言葉ですが、なんにせよ、決断力、そこに向かうまでの判断力、すべてつながっていること。この決断力を、東洋医学の観点から少しお話します。

東洋医学では、「胆」という臓器を鍛えるという視点で考えます。
「胆」と聞いてもあまりなじみがないかと思いますが「決断力」「勇気」を担当する臓器です。※【胆力】 事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力。ものに動じない気力。

決断力、勇気、精神力、気力…自信はありますか?
胆の調子が悪くなると、不安を感じたり、決断力が弱まります。
ビジネス、仕事で成功したい方は 肝、胆を鍛えることは必須です。
美容業界、ネイリストさんには 個人経営や店舗をまかされる立場の人も多いと思うので、意識してみてはいかがでしょうか?

決断力は一朝一夕でつくものではなく、もともと持ってる性格もありますが、ある程度の鍛錬が必要になります。
胆力を鍛えるには、五臓六腑でペアになる関係である「肝」を整え、弱らせないことが大事。
「肝」が弱る要因として、目の酷使や怒りすぎる事があります。
肝が弱るとイライラしやすく、イライラしてると肝は弱りますし、肝が弱ると目が疲れやすく、目が疲れると肝は弱ります。

こう考えると、リーダーや社長には決断力がある反面、イライラしやすい面も見え隠れする場合もあるものですよね。その傾向が強い人の特徴として「なんでも自分でやりたがる」「自分の非を認めて素直に謝るのが苦手」というものがあります。
ドキッとした人も多いのではないでしょうか?

肝をケアするものは、緑のもの、酸味のあるものです。
たまには パソコンや携帯から離れて 緑の多い自然の中で過ごすのもいいですし、そんな時間や余裕がない場合には、酸っぱいものを食べてみるのもオススメです。

また、夜は早めに携帯から離れて アイマスクやアイマッサージで目を労りましょう。
いつも怒りっぽくて眉間にシワがきざまれてる上司、なかなか決断できない優柔不断なお客様が、また自分自身が当てはまると感じた時、ぜひ参考にしてもらえたらと思います

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