乾燥時期は要注意!憧れの潤い美肌を意識的に手に入れる方法とは?

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ネイリストの皆さんのお悩みの中でよくお聞きするのが、肌のコンディションの話。

ずっと室内にいるとエアコンで乾燥もしますし、肌も髪もボロボロ、風邪もひいてしまってやる気がでない・・・と悪循環になるのも嫌なものです。

保湿、モイスト、アクア、ヒアルロン酸…。切望するは、赤ちゃんのようなぷるぷる毛穴レス肌なのはみな一緒。

でも、乾燥を放置することにより、毛穴は開き、ニキビ シワ たるみの原因になりますので、(女性にとって由々しき事態ですよね!)少しだけこれからの時期に備えて東洋医学的な見地からアドバイスを送ります。

というのも、東洋医学では、“秋”は空気が乾き、「燥邪(そうじゃ)」に影響されやすい季節。

どういう症状かというと・・・

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・口や鼻が乾き、のども渇いてくる
・皮膚がカサカサし、髪の毛もパサパサして潤いが失われてくる
・便秘になりやすい

思い当たる方もいるのでは?

「燥邪」は、乾燥した空気と共に“肺”に入り込みます。

東洋医学で言う『五臓』で考えると、“肺”は呼吸を通じて「気」の流れを司る臓器なのですが、この「気」の流れを妨げられてしまうと、様々な弊害があるのです。ピンと来ない方も多いかと思うので、少しだけ解説しますね。

主な「気」(エネルギー)の働き

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・体内の血液・水分を循環させる
・体温を一定に保つ
・内臓の働きを調節
・外から進入する“病気”に抵抗し、回復させる

見ていただくと、「気」の流れを整えることがいかに身体にとって大事なことかわかるはず。肺が弱ってしまうと、風邪をひきやすく、アレルギーを起こしやすい「免疫力の低下」の原因にもなりかねないんですね。

同時に、燥邪から身体を守ることができれば、乾燥とおさらば、潤いに満ちたからだの状態を保てるということ。そのためには、難しいことより、基本的な生活のリズムを整えること+深い呼吸がポイントになります!

燥邪から身体を守る4つのポイント

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①体を温めて免疫力をアップさせること
②ほどよく水分補給すること
③バランスの良い食事を心がけること
④深い呼吸をすること

①~③まではイメージがつく方も多いと思いますが、④の「深い呼吸」についてだけ、少しフォローさせてください。

ヨガやピラティス、気功などをやっている方は馴染みがあると思うのですが、まずは「気づいた時に深呼吸」を習慣にしてほしいのです。特に、朝のひんやりした空気、自然の中のキレイな空気はおススメ!

燥邪から身体を守り、秋にむけて身体全体がしっかり循環し、お肌に潤いを保ちつつお仕事に励んでくださいね♪

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