食べることでストレス解消し始めたら要注意?!

食欲の秋。この時期は旬の食材に加え、ハロウィン収穫祭、何かにつけて美味しい企画展も目白押しで誘惑も大きいもの!

食欲以上に食べられてしまう、いわゆる「別腹」という言い訳をしながら食べてしまうことも多々あるでしょう。

食べることがストレス解消…思い当たる人いませんか?

ネイリストの皆さんの中に、「食べるのが私のストレス解消なの!」そんな言葉が口癖になっている方はいらっしゃいませんか?

サロンではご飯を食べることに時間をかけられないネイリストさんや美容師さんのような職業の方は特に、休憩中や仕事の後、美味しいものを食べることは特別な楽しみでありご褒美でもありますよね。

とはいえ「食べる」ということも、種類がいろいろとあります。

お料理が好きという人は家で食べる食事が、食べ歩きが好きと言う方は行きたいお店での食事が、スイーツが好きという方は期間限定のものを食べることが、そういう「好き」とイコールの目的を達成するストレス発散は、むしろ働く理由にも直結しますから大いに楽しめばいいと思うのです。

ただ、「食べるストレス解消」と言われて、こんなシーンを振り返っている人はいませんか?
ふと気づけば “差し入れで頂いたお菓子を一気に食べてしまった!” “夜中にポテトチップスを1袋あけてしまった!”…どうですか?思い当たる方はいらっしゃるでしょうか?

要は、“なんとなく食い”です。
もちろん、誰にでもそんな時はあります。でも、それが続いているという方は注意しなければなりません。

代理摂食とは?

皆さんは「代理摂食」という言葉を、聞いたことありますか?簡単に言うと、空腹であるから食べるのではなく、嫌なことやストレスから逃れるために食べることを言います。

この症状には、「美味しいと思って食べてない。」「お腹は空いてないはずなのに止まらない」という特徴があります。

代理摂食しやすい人の特徴を調べると

・人間関係で気になることがある

・なんとなく寂しい

・将来に不安がある

・仕事、勉強、家事などで頑張っていることがある

・最近嫌なことがあった

・「自分はダメな人間だ」と感じることがあった

・経済面での不安がある

・言いたいことを人に言えない

ということがあるようです。

このように項目をあげると、誰でも少しは思い当たることがありますよね。それだけに、誰でも陥りやすいとも言えるんです。

ネイリストさんであれば、接客だけでなく、勤務先での人間関係もありますし、技術を学ぶ過程でもいろいろと思うところがあるでしょう。

たとえば、我慢していることがある、不満が溜まってる状況で甘いものを食べた時の幸せ感には中毒性があります。最近良く売られている「ストレスケアのチョコレート」が流行していることも、女性のそんな傾向を象徴してますよね。

何となく食べたくなったらワンクッション

皆さんは なんとなく口寂しくて、手持ち無沙汰で食べたくなったらどうしますか?そんな時は、一呼吸置くことは実はとても有効です。

スイーツに手を伸ばす前に、まずはワンクッション。たとえば温かいお茶を飲むこともひとつおススメ。急激な血糖値の乱高下による気持ちの乱れにもお茶は効果があります。

食べ過ぎた後、後悔してさらに自己嫌悪する。本当に欲しいものは 「食べる」ことじゃない。食欲は他の欲望(睡眠欲、性欲、自己承認欲など)より満たすのが簡単です。

コンビニやスーパーで簡単に手にはいるもので満たされる食欲ですが、でも 本当に欲しいものは別にある場合が多いですよね。

また、ちゃんと食べてるのにお腹が減るとき「エネルギー不足、水分不足、栄養不足」のどらか考えることをおすすめします。水分不足は気づきにくいものなので、お茶を飲んで満足できるか、まずやってみる価値ありです。

気がつかなかっただけで水分だけでお腹が満たされることはよくあります。その時の水分補給を甘いラテやジュースにするのは逆によくないです。

液体のお砂糖ほど、急激に血糖値を上げるものはないからです。カフェでコンビニで飲み物を買う際には 気をつけてください。

また、気持ちの部分で、あともう1つ付け加えるなら愛情不足もあるだろうと思います。自分の心も身体も大事にできることも、自分とうまく付き合うことも「愛情」ありきです。

・好きな香り(アロマ効果)

・リラックスや癒し

・お気に入りの時間 などなど

・自分に贈る、自分への時間(愛)

不足を補えるかどうかは自分次第ですね。普段、お客様に自分に与える以上の愛情を持って接しているネイリストさんだからこそ、食べること以外のストレス解消法、ぜひ探してみてください。

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