肌トラブルが起きる前に!メイクブラシの正しいお手入れ方法とは?

メイクをする人なら、メイクブラシを使うことはありますよね。チークブラシをはじめ、アイシャドウ、リップはもちろん、ファンデーションもパフよりブラシ派という人もいるでしょう。

ほぼ毎日使うであろうメイクブラシですが、どれくらいの頻度で手入れしていますか?正しい手入れの仕方を知っていますか?メイクブラシの手入れ方法についてご紹介します。

メイクブラシの手入れをサボると肌トラブルの原因に!

心当たりのない肌トラブルはありませんか

メイクは毎日きちんと落としているし、スキンケアもばっちり、睡眠もとれているし食生活もバランス良くを心がけているにもかかわらず、肌が荒れるという人はいませんか。

肌が荒れるようなことをしていない、まったく心当たりがないというあなた、ちょっと待ってください。メイク用品のお手入れはしていますか。

パフやブラシは毎日使うもの。毎日肌に触れることで化粧品や皮脂などが付着し、手入れをせずにいるとそこに雑菌が発生してきます。

その肌トラブル、メイクブラシのせいかも

正しい手入れをせず、汚れや雑菌がついたままのメイクブラシを使い続けると、どうなるでしょう。いくらスキンケアをがんばっても、メイクの段階で肌に雑菌をつけることになってしまいます。

これでは肌トラブルが起きるのも当たり前ですよね。また、汚れたメイクブラシではメイクのノリも悪くなり、思うようなメイクができなくなってきます。正しい手入れをしないと、素肌にもメイクにも支障が出てくるんですね。

メイクブラシのお手入れ頻度は?

メイクブラシには人工毛と天然毛があります

メイクブラシとひと口に言っても、ポリエステルなどで作られた人工毛・馬や山羊、リス・イタチなど動物の毛を使用した天然毛・それを混ぜ合わせた混合毛と種類があります。

人工毛であれば手入れは比較的簡単ですが、天然毛は私たちの髪の毛のように繊細で、刺激や紫外線に弱いため、正しい手入れをしないと毛の質が悪くなったり、毛が切れてしまうなど品質劣化を起こしてしまうことに。自分の使用しているメイクブラシがどんな素材なのか、もう一度確認しておくのがいいですよ。

水を使ってしっかり手入れは月に1回程度

メイクブラシを専用洗剤などを溶かした水で洗いしっかりと汚れを洗い流す手入れは、ブラシを清潔に保つ面では一番良いのですが、あまり頻繁に行ってしまうと毛に負担をかけてしまいます。

特に天然毛のメイクブラシを洗う頻度としては多くて月に1回程度、ブラシを長持ちさせたい場合には半年から1年に1回程度がいいとのこと。ただし使い方によって汚れの付き方も違います。

大切に使いたいからと汚れたブラシを使い続けてしまっては、結局肌トラブルなどに悩まされることになってしまうので、汚れの度合いを見極めて手入れしてあげるといいですね。

水を使わないでできる手入れ

普段の手入れとしては、水を使わずにできる方法もあります。この普段の手入れをまめに行っておけば、それほど汚れは気にならなくなります。

簡単にできる普段の手入れは、できれば毎日メイクブラシを使ったあとに行うのが理想ですが、日々忙しいと毎日丁寧にというのは無理がありますよね。

しかし、雑菌の繁殖などを抑えるためにも2,3日に1回、週に1回でもいいので日々のまめな手入れを習慣にしましょう。

正しいメイクブラシの手入れ方法

普段からできる手入れ

一番簡単なお手入れは、メイクブラシを使ったあとに必ずティッシュの上でポンポンと、ブラシに残った粉を落とします。こうして毎回粉をきちんと落としておけば、汚れをため込むことを防げますね。

時間のある時は、メイクブラシに櫛を入れてブラシの奥に入り込んだ粉や汚れをかきおとしましょう。櫛を入れる時は毛先の方から少しずつ入れていき、最後に根元から全体に入れましょう。毛並みやからまりを少しずつ解いていかないと、毛が切れる原因になるので乱暴にせず、優しく行ってくださいね。

これらのことをきちんと行っておけば、メイクブラシがひどく汚れるということは少なくなります。面倒でも肌とメイクのためにがんばって手入れしていきましょう。

ベビーパウダーを使った手入れ

水を使わず、でもキレイにしたい!という時、ベビーパウダーを使った手入れ方法があります。ベビーパウダーには皮脂を抑える効果や水分を蒸発させる効果があるため、ブラシに付着している皮脂をはじめとする汚れをパウダーに吸着させてブラシをキレイにするという方法です。

まずビニール袋にベビーパウダーを入れて、メイクブラシをそこに入れ、パウダーがしっかり付くようにしていきます。袋の口をパウダーが出てこないように閉めて、パウダーの中でメイクブラシを左右に振ったりしながら、汚れをしっかり落としていきます。

そのうちパウダーに色がついてきたら、新しいパウダーに取り替えて再度ブラシを入れ、色がつかなくなるまで繰り返しましょう。
そろそろいいかな、と思ったらブラシを取り出し、残ったパウダーをしっかりと落としていきます。

最後に、丁寧に櫛を入れてとかし、奥に入り込んだパウダーまで落とせば完了です。手間はかかりますが、ブラシを痛めずに清潔にすることができますよ。

水と専用洗剤を使った手入れ

水やぬるま湯を使ってメイクブラシを洗う前に、まず櫛を入れてある程度の汚れを落とし、毛のからまりなどもほぐします。メイクブラシの風合いを損なわずに洗える専用洗剤は、色々な種類があります。

ブラシに直接つけるものもあれば、水に溶かして使うものもあるので、使用法を確認してその通りにします。大切なのは、よくすすぐこと。洗剤で汚れを落としたら、それを残さないようしっかりとすすぎましょう。

すすぎ終えたら優しくタオルで水分を取り、毛を整えて日陰で干します。ブラシの奥までしっかりと乾かすため2,3日干しておくのがいいでしょう。

まとめ

メイクブラシのお手入れ方法をご紹介しました。何気なく使っている道具ですが、とても繊細なものなんですね。長く大切に使うためには日々のまめな手入れがかかせません。肌トラブルを起こさないためにも、普段からメイクブラシの手入れには気をつけたいものですね。

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