深爪矯正は簡単にできる?切りすぎた爪を綺麗に復活させるには

爪が短くなりすぎ、指先の皮膚が露出してしまうのが深爪です。深爪は指先の見た目が悪くなるのはもちろんですが、毛細血管が集中している繊細な部分でもあるため、治療や矯正が必要になってくる場合があります。

酷い深爪の場合は、治療しても深刻な問題が残ることがあります。深爪の予防をし、健康な指先を保つことが重要になってきます。深爪になる原因やデメリット、矯正・治療方法などを見てみましょう。

深爪になってしまうのはなぜ?

爪を深く切りすぎてしまう

 一番起こりやすい原因は、誤って爪を切りすぎてしまうことです。爪切りを使う時は、少しずつ切るようにし、一気に切りすぎないように注意しましょう。

やすりがけをし過ぎてしまう

 爪の長さを調節する時や、爪を切った後のケアとして、爪やすりを使うことがあると思います。爪やすりは便利な道具で、爪の形を整えるのに必須の道具ですが、うっかりやすりをかけすぎてしまうと爪が短くなりすぎてしまいます。

 

爪が折れてしまう

 爪の保湿は十分にしていますか? 爪が乾燥した状態だと、爪の健康状態が悪くなり、傷みやすくなってしまいます。特に注意したいのは、爪が折れてしまうことです。爪の先が一度折れてしまうと、爪が伸びた後も深爪になりやすくなります。

爪を噛んでしまう

ストレスがかかっていると、爪を噛む癖が出やすくなってしまいます。爪を噛んでいるうちに、爪が噛み切られてしまい、どんどん短くなっていきます。

爪を噛む癖は幼少時からのものが多く、また無意識に行っている場合も多いため、治したくても本人の努力だけではなかなかうまくいかないこともあります。

深爪が引き起こす問題とは

酷い深爪の場合は、皮膚や爪の周囲が膿んだり、炎症を起こしたりすることがあります。塗り薬で対処できますが、症状がひどい場合は、爪を一度全て除去する場合もあります。

爪を除去した場合は、新しい爪が生えてくるまでに激しい痛みをともなう上、新しい爪が歪んだ状態で生えてきてしまうこともあります。

深爪矯正の方法について

 

ネイルサロンでの矯正

ネイルサロンは、爪をキラキラに飾るだけの場所ではありません。ネイルサロンでは爪のケアも行ってくれます。ただし、全てのネイルサロンで行っているわけではないので、深爪矯正プログラムのあるサロンに行きましょう。

ネイルサロンでは、ジェルネイルを使った矯正が主流です。自爪にジェルネイルを塗り、歪んだ爪の形を矯正しながら、短くなりすぎた爪を少しずつ長くしていきます。

ネイルサロンには、数週間おきに1度くらいの頻度で通う必要があります。最初の数回は、自爪の歪みを治す矯正を行います。その後、爪そのものを少しずつ長くしていきます。段階的に矯正をしていくことで、美しい形と健康的な長さの自爪を取り戻すことができます。

治療にかかる期間は、だいたい半年~1年くらいが目安です。

また、ジェルネイルをすることで、爪の噛み癖も自然と治っていきます。ジェルネイルには厚みがあるので、爪そのものが噛みづらくなるためです。

 

自宅での矯正

自宅でジェルネイルができるキットが市販されているので、近くにネイルサロンがなかったり、忙しくて定期的に通えなかったりする場合は、キットでセルフケアするのも方法です。

その際は、ジェルネイルの品質に注意しましょう。安価なキットの中には、品質が良くないものもあります。安心できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

慣れないジェルネイルを自分でやるのが不安な場合は、普通のマニキュアで弱った爪を補強しましょう。ベースマニキュアとトップコートを塗り、爪を強く保ちながら地道に伸ばしていきます。

深爪になってしまった自分の爪の上から、人工爪を装着するのも効果的です。人工爪は、噛んだ瞬間に違和感を持つので、無意識のうちに爪を噛んでしまっても、すぐにやめることができます。ネイルサロンでも行ってくれますが、通販で買うこともできるので、自宅でも試すことができます。

深爪にならないための予防法

 

爪を浅く切る

爪を切る時は一気に切ろうとせず、少しずつ切るように気を付けるようにするのが一番です。爪の先が1mm程度残るように切れば、深爪になりづらくなります。

 

目の細かい爪やすりを使う

爪切りについている爪やすりには、目の粗いものがあります。目の粗いやすりで爪を削ると、予想以上に爪先が削れてしまい、深爪の原因になります。できるだけ目の細かいやすりを使うようにしましょう。
 
 

絆創膏を貼る

爪を噛む癖が治まらない場合は、絆創膏を貼るという方法を試してみるのはいかがでしょうか。爪を噛みやすい指に絆創膏を貼っておくと、無意識のうちに噛もうとしても、物理的に噛むことができなくなります。

そしてしばらくすると、爪を噛む癖が消失する場合があります。ドラッグストアなどで簡単に手に入るもので治したいなら、絆創膏をお勧めします。

爪を噛んでしまう原因であるストレスそのものを、ためないようにすることも大切です。

 

爪に良い栄養素を摂る

せっかく爪を保護しても、自爪そのものの元となる栄養素が不足していては、矯正の効果が半減してしまいます。爪は毎日少しずつ伸びていくので、常に栄養素を必要としています。

偏った食事をしていると、爪が弱ったり、爪が歪んだりしてしまい、爪が不健康な状態になります。深爪を早く治すためにも、バランスよく食べるようにしましょう。特に注意なのが、ダイエット中の方です。

極端な食事制限をすると、指先などの繊細な部分が不健康になってしまうので、栄養面のバランスを考慮してください。

爪の元となるたんぱく質をしっかりと摂りましょう。また、ビタミン類やミネラル類も爪の育成に重要な役割を担っています。爪は、想像以上に様々な栄養素を必要としているのです。

 

爪の保湿をする

 クリームやオイルなどで、爪の保湿をしっかりと行うようにしましょう。特に冬場は、空気が乾燥しているほか、暖房器具の使用により、爪が非常に乾燥しやすい環境になっています。寝る前に保湿することを習慣にするとよいでしょう。

まとめ

ちょっとした不注意から、簡単になってしまう深爪。しかし一度深爪になると、その後の矯正や治療はとても大変になってきます。爪の健康を保ち、深爪になりにくい強い爪にすることが大切です。

弱ってしまった爪には、適切なケアを行いましょう。日頃から気をつけておきたいですね。

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