さて、いよいよ4月になり、ここから少しずつ薄着になってきますよね。オープントゥの靴の出番まではもうちょっとかかりそうですが、厚手のタイツから薄手のストッキングに切り替わり、ペディキュアオーダーも増えてくるころかと思います。
でも、意外に自分の足に自信のない女性は多いもの。ペディキュアで足をしっかりアピールできる女性は、実は多くはなかったりも。実際、日本人の体型に多いのですが、「上半身はそうでもないのに足だけ太いんです」という悩みを持っている方多いんですよね。
ネイリストさんにお悩み相談される方はいなくとも、ちょっと相談に乗ってアドバイスができれば、次回予約時にはペディキュアまでオーダーが来るかも?そんなことも含め、東洋医学的な面から「カモシカ足」になるためのアドバイスを伝授しようと思います。
下半身コンプレックスの原因って?
上半身、腕など出ている部分は細いのに、下半身がガッチリ体型という方、そのアンバランスの原因、実はむくみにあるかもしれません。
余分な水を溜め込んでいるせいで、下半身が冷え、冷えているせいで余計に余分な水を溜め込んでしまう。 そんな負のループの中、足に自信が持てなくなっている女性は多いです。
東洋医学では、「水毒」という言葉があります。この「水毒」とは、新陳代謝が悪く、余分な水分が体内に滞った状態。そもそも、口から摂取した水分が順調に身体中をめぐり、吸収され,滞らずに排出されるのが理想の状態なのですが、ストレスや不摂生、時に天気などが原因となって水毒がたまってしまうと、様々な症状が引き起こされるんです。
顔やまぶたがはれていることがある、足がむくんで靴がきついなど身に覚えのある方もいるのでは? さらにひどくなると、だるさやめまい、下痢の原因にも。雨の日になると調子が悪い人は 水毒のサインかもしれません。
無理に水を飲むのは逆効果
このタイプの方は、よく雑誌でモデルさんや海外セレブなどが推奨している「水を1日2リットル飲む」など頑張って大量の水を飲むという行為、実は水毒のタイプには逆効果なんです。
例えば、汗をかく量が少ない、トイレにいく回数が少ない人は特に注意が必要です。
水が下半身にたまっているために行き場を失った熱は、必然的に上半身へ、のぼせ、イライラ、肩こりなど 上半身だけ熱症状をもつ原因となります。
冷えの自覚症状がなく冷え対策を怠りがちなのもこのタイプに多いので要注意です!
溜まった余分な水を出す対策を
少しでも当てはまる方は、積極的に汗をかく工夫をしましょう。
軽く汗をかく程度のウォーキング、半身浴サウナなどがおすすめです。
食事では利尿作用のあるウリ科の野菜がおすすめ。
マッサージやスクワットなど、無理なく続けられる方法で下半身の血行をよくする工夫をしましょう。
水毒の改善でさらに嬉しい効果
余分な水を出し、むくみを解消することでさらに嬉しい結果も。
体重が自然に落ちるだけでなく、美肌になる、風邪をひきにくくなるなどのそれまで感じていたなんとなく不調の改善も期待できます。
お客様にも、この知識があれば少しアドバイスできることもあるかもしれません。
もちろん、ネイリストさんご自身の美容や健康にも重要な下半身の冷え改善にもつながりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
編集部よりお知らせ(4/27 イベント告知)
このたび、ネイリストジョブに寄稿いただいている笹村真理子先生の会社設立記念パーティを、ネイリストジョブ編集部レセプションルームにて開催させて頂くことになりました。
詳細
場所:東京会場 新宿住友ビル32階
ネイリストジョブ編集部レセプションルーム
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル32階 (デザイングループオフィス内)
日時:4月27日 11時半〜13時半