35歳からの正しいメイク法。 着目すべきは 「顔の〇〇」?

春一番も吹き、少しずつですが春の気配も感じられる今日この頃。新生活に向け、変化に立ち向かうため、新規のお客様がぐっと増えてくる時期もそろそろ・・・。さて、そんな春に向け、ネイリストの皆さんも、気持ちもシャキッと接客に入れるよう、今日は私が美容業界にいた経験も活かしつつ、メイクとお肌のお話を少しさせていただきます。特に、自分自身の経験も踏まえ、30代前後で、メイクジプシーになりかけている方にはぜひ読んで頂きたい内容にしました。

皆さん、まずメイクする際はどこを見てメイクをしてますか?眉毛?アイライン?チークの位置?

いえいえ、特に年齢を重ねるにつれ大事になってくるのが「顔の凹凸と陰影」なのです。

メイクアップにおける2つの工程

まず、メイクアップとひと言にいっても実際には大きくわけて2つの工程があります。

基本ベースメイク(順番と役割)

①日焼け止め:外的な刺激や紫外線から肌を守ります。
②下地:肌をなめらかに整えて肌色を均一に見せます。
③ファンデーション:肌の色ムラやトラブルをカバーし、肌を美しく見せます。
④フェイスパウダー:リキッドやクリームタイプの液体ファンデーションの仕上げとして使用します。ベースメイクの油分を抑えて化粧崩れを防ぐ効果があります。

基本ポイントメイク(順番と役割)

①アイブロウ:眉の形を整える事で顔全体の雰囲気を変えます。
②アイシャドウ:目元に陰影を与えて立体感を出します。
③アイライナー:目の形を引き立てて目元を強調します。
④マスカラ:まつげを太く長く見せる事で目元を大きく見せて深みを出します。
⑤チーク:頬に血色感と立体感を与えてイキイキしたと表情を演出します。
⑥口紅:唇に血色感と潤いを与えてメイク全体を引き締めます。

この2つの工程は、やり方はまた別として、皆さん誰でもなぞっている工程ですよね。でも、特に、30代前後の方のメイク法は、これだけでは不十分。20代とは全く違うのです。特にポイントメイクについては、若い頃と同じ方法ととってしまうと、逆に老けて見えたり、厚化粧となり古臭い印象を与えてしまいがち。一体なにが原因か、気になりますよね?

もちろん一つではなく、様々な要因はありますが、大きく違うのは顔の凹凸。
年齢に応じて段々とお肌が痩せてきます。目周りや、口周り、顔周りと、いたるところに凹みも出てくるもので、つまりは影になる部分が多くなるということ。特に、顔の中央あたり、小鼻の脇と、その周辺には深すぎる陰影はいりません。

ですが、陰が全て悪いわけではなく、大人っぽい印象を与えてもくれるので年相応の陰影は必要だったりします。ここが少し難しいところではありますがその微妙な陰影コントロールを容易にしてくれる優秀コスメも今や多くありますのでご安心を。

優秀コンシーラーで陰影コントロール!

具体的な方法を伝授するのに、今日例に出すのは私が普段愛用させていただいているこちら、

shu uemura カバークレヨン


出典:http://www.shuuemura.jp/

クリーミーでソフトなテクスチャー。デリケートな部分に負担をかけずに滑らかに伸び、自然にカバー。ペンシルタイプなので細かい部分までラインをコントロールします。ダブルエンド採用でブレンドすることでよりなじむ色に調整可能です。

公式サイトを見る

コンシーラーの使い方も、ニキビを隠すものとしてだけではなく、「陰影をコントロールするもの」として考えてほしいです。陰影のコントロールは明暗で調整しないといけないため、この2色のコンシーラーはとてもおすすめ。単色でつかってもいいし、混ぜて色味を調節できたりもするので、めちゃくちゃ使い勝手がいいんです。

初心者にお勧めの使い方は 小鼻の脇と、笑ったときにできる法令線の上外側あたりに塗ること。?笑ったときに影になりやすい部分に明るめのコンシーラーで 色味を調節してあげると、顔の中心がパァと明るくなって 若くなった印象を与えてくれるのです。小鼻の脇を囲ってから猫のおヒゲのように書き、指で伸ばすといい感じになります。ちなみに書くおヒゲは3.4本で十分です。

陰影コントロールがベースメイクの命!是非一度トライしてみてくださいね。

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