美容やダイエット、健康にも良い!「ブラッククミンシード」って何!?

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ヨーロッパで話題となったブラッククミンシードが日本でも注目を集めつつあります。

見た目は朝顔の種のような形をしていてそれよりも少し小さいものとなっています。一見真っ黒で香りもなかなか特徴的なのでなじみがない方もいらっしゃるかとは思いますが、古代ローマや古代エジプトで「死以外になんでも効く」とも言われた注目のスーパーフードがブラッククミンシードなんです。今回はそのスゴさを紹介します。

ブラッククミンシードはクミンとは違うの?

ブラッククミンシードと聞いて「あれ?カレーとかに入っているスパイスのクミンとは違うの?」と思った人も多いと思います。

ブラッククミンシードはニオイクロタネソウ(匂黒種草)と呼ばれ、クミン(馬芹)とは違う植物です。ニジェラ・ニゲラ(Nigella)と呼ばれることもあり、花はとてもキレイな青紫色の可憐な花を咲かせます。英語での別名はこの花をさして“Love in a mist(霧の中の恋)”というロマンティックな名前があるほどです。

このブラッククミンシードもスパイスの一種で、インドなどではカレーなどにも使われています。日本には種の他に、オイルやサプリメントとしても輸入されています。

古代人からもお墨付き!?多才すぎるブラッククミンシード!

ブラッククミンシードがメディアから注目されたのは、その抗酸化作用の強さからです。肌の老化など様々な悪い症状を引き起こす活性酸素を、ブラッククミンシードはその抗酸化作用で無力化します。

他にも不飽和脂肪酸の「オメガ6」や「オメガ9」をはじめ、ビタミンB群や鉄分、カルシウムといった普段はなかなか摂取しにくい栄養素がギュッと詰まっています。

書ききれないほどの効果がありますが、有名な所では抗菌作用や抗ウイルス作用の他、糖尿病やガンの予防にも効くとされています。
特に糖尿病への効果に注目があつまっており、1日あたり2グラムのブラッククミンシードを取ることで空腹時の血糖値の低下といった効果が得られるようです。また血糖値を下げる作用はダイエットにも効果的です。ブラッククミンシードは「地球上で最もダイエットに効果がある植物」といわれているほどで、美しく健康でいたい人にはかなり注目されています。この多才な効果を持つブラッククミンシードは、古代ローマやエジプトでもその効果は知られており、「死以外になんでも効く」とまで言われて薬として使われていました。

飲んでよし!塗ってよし!キレイと健康の心強いサポーター!!

こんな万能薬のようなブラッククミンシードですが難点もあります。スパイスであるため仕方ありませんが、かなり特徴的な香りと味をしています。好き嫌いが分かれる味なので注意が必要です。

特にブラッククミンシードオイルは1日に1~2回、スプーン1杯程度を飲めばよいのでとりやすいのですが、特徴的な味にくじけてしまう人もいるようです。そんな時は、はちみつ入りのヨーグルトや野菜ジュースなどに混ぜると特徴的な味が和らぎ、食べやすくなります。

また「味はどうしてもだめだけど摂りたい!」と言う方にはサプリメントもあるので、こちらを利用するのも良い方法です。
さらに、ブラッククミンシードオイルはスキンケアにも使える万能オイルです。スパイシーな香りなのでそのまま使ってもいいのですが、アロマテラピー用の精油と混ぜて使うと使い心地が良くなります。

さらにヘアケアにも効果的で、髪のツヤを保つために使用するのも良いです。
効果を高める使い方はシャンプー・トリートメントの後に髪になじませ、そのままタオルドライで保湿をすると髪への浸透が良くなりツヤ髪を作ることが出来ます。香りも特徴的でエキゾチックな香りです。

 

近年、昔の人が使っていたハーブやスパイスの効果のすばらしさが再発見されています。ブラッククミンシードもその1つです。なんでも、古代エジプトの女王も利用したとか……?

ブラッククミンシードの健康と美容の効果を、あなたも貴婦人になった気分で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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