身体と思考の関係から学ぶ、リカバリーできる思考回路を持つ大切さ

人間誰しも、物事がすべてうまく行っているときばかりではありませんよね。仕事でもプライベートでも、何もかもうまくいかなくなる時もあるものです。そのまま後ろ向きになって閉じこもってしまう時もある、それでも、やはり前を向いて進んで行かなければ、人の成長はありません。

私は、長年薬剤師として多くの方の不調に向かい合ってきましたが、実は、この経験を通し、皆様から学んだことがあります。それは、「自分を許せる」思考回路を持つことの大切さと、そこから前向きに進む意思の持ち方です。

病気になると、まず、自分のことを責めてしまう方がとても多いもの。でも、ちょっとやそっとの不調なら「リカバリーできる」っていう自信をもつと、自分に優しくなれる。と思いませんか?「自分を許せる」って、思った以上に大事なことなんです。

病気に当てはめてしまうとイメージが沸かないと思うので、たとえば、普段ネイリストの皆さんが「あー、またやっちゃった」という失敗やミスをした時、どんな思考回路を持っているかに置き換えて考えてみましょう。

①だから 自分はダメなんだと 必要以上に自分を責めて自己嫌悪におちいるか。

②しまったしまった!!リカバリーしなきゃ!!サクッと切り替えて進めるか。

この2つの考え方は雲泥の差ですよね。

①のように、自分ができなかったこと責め続けることを繰り返すのは とにかく辛い事です。この気持ちは、もちろん向上心の表れでもあるので、大事なことではあるのですが、必要以上に思いつめてしまうと、自分を追い込んでしまうことにもなりかねません。

もっと身近な例で言えば、たとえば私が若い頃は、ダイエットにリバウンドして 過食に走っては落ち込み。鏡みては ニキビ肌に落ち込み。

「もう自分なんて 一生このままなんじゃ」という 先を明るく思えない負のループにハマってた時期がありました。
それでも、「大丈夫。挽回できる。」その力を自分が持ってることを知っていれば 体重が増えても、ニキビが増えても暗黒にはならないもの。

自分がどうしてそうなったのかをよく見極め、

胃腸を休めなきゃ。

睡眠しっかりとらなきゃ。

オーバーヒートのサインだぞ。

と、体からのサインに素直に耳を傾けることから、この暗黒を乗り切った経験があります。

自分をいたわる方法を知ることは、そのための方法も選べること。漢方の考え方には前向きに生きていくためのヒントがいっぱい詰まってます。

肌荒れは内臓の不調のサイン。

生理痛は冷えのサイン。

朝起きても疲れがとれてない、夜なかなか寝付けない、目の下のクマが目立つ、などなど、カラダからのサインにきちんと耳を傾けることも、自分の思考を整えるためにはとても大事なこと。

美味しいもの食べたり

飲み会で盛り上がったり

夜更かししたり

仕事を頑張りすぎたり

楽しむ時は楽しむ、頑張るときは頑張る

そんな自分でいる為にも日常生活の見直しは必須課題です。 体重が増えても、肌が荒れても肩がこっても、ふらふらしても、イライラしてもとりもどせるから 大丈夫◎そう思えたら。ちょっとは楽になりませんか?

ココロが不安を抱えているときは、顔色が悪く(くすみがち)で 呼吸も浅くどんどん猫背になっていくもの。まずはピシッと背筋をのばして深呼吸、そんな今すぐにできそうなことからはじめてみましょう。

「丹田」おへその下のところに意識を集中してチカラをいれてみるのもオススメです。
心とカラダは繋がってる事、ぜひ感じつつ、たまには「自分を許す」思考回路で前向きにがんばっていきたいですね!

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