ネイリストとして自覚しておくべき事

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最近では、ネイルはさまざまな人に広く認知されるようになり、非常に人気が上がってきています。しかし、人気が上がるにつれて、問題も多く報告されるようになってきました。

ネイルは、基本的には免許はいらず、施術は自由です。しかしその分、安易に施術することによって多くの健康被害が報告されるようになってきました。これは、専門的知識や技術の不足によるものです。

ネイルサロンは美容院に行く感覚で通うことが定着してきた今、ネイリストはその自覚を持つ必要があります。

そこで今回は、自覚を持って働く際の3つのポイントをお伝えします。

ネイリストとしてのやりがいと苦労

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やりがい

ネイリストとがやりがいを感じる瞬間は、何と言ってもお客様が喜んでくれた姿を見たときです。自分の技術によって、綺麗になりたいと思う女性の手助けをできていると感じることは、とても嬉しいものです。

また、ネイルサロンには、結婚式用のネイルアートをしにくるお客様もいます。低価格で気軽に足を運ぶことのできるネイルサービスは増えてきていますが、中には1万円以上のお金をかけて凝ったデザインのネイルの施術をしにくる方もいます。自分の技術で、お客様の大切な日に携わることができるのも、ネイリストのやりがいのひとつです。

苦労

一方で苦労としては、最初はお金の面で悩むことだと言えます。ネイリストとして働き始めることができても、すぐにバリバリ稼げるようになるわけではありません。

例えばサロン勤務の場合、未経験者はアシスタントからスタートすることも多く、雇用形態がアルバイトと同じという場合も少なくありません。稼げるようになるためには、とにかくコツコツと努力を重ねることが大切です。スキルを磨いて1日でも早く1人前になれるように、向上心を持って頑張りましょう。

様々なネイリストの需要

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ネイリストとして活躍するためには、まず第一にお客様からの需要がないといけませんよね。誰もネイルをやりたがらなければ、この仕事は成り立ちません。

お客様からの需要

また、ネイリストとして活躍しようとしている地域に、他にもたくさんネイルサロンがあり、そのネイルサロンだけでお客様の需要が満たされているとしたら、活躍するのは難しいです。

また、品質やデザインなどでの需要も考える必要があります。例えば、「デザインが自分に合わなかった」、「低価格ではあるが品質がイマイチ」、「品質は良いが、あまりにも高すぎる」など、お客様はたくさんの要望を持っています。

そこで頭に入れておいて欲しいのが、どこかに需要が追いついていない部分があるので、その需要を満たすことができるようにするということです。お客様からの需要はしっかりと把握しておきましょう。

求人における需要

もう一つ、ネイルサロンからの需要もあります。現状として、多くのネイルサロンが求人募集をしている点で、はっきりとしていますね。では、具体的にどのようなネイリストに需要があるかと言うと、「即戦力になるネイリスト」、「基礎がしっかりとできていて、場合によっては指導もできるネイリスト」です。

ネイルサロンの求人情報を見ると明らかですが、ほとんどのネイルサロンでは「ネイル検定2級以上」や「1年以上のサロン勤務経験者」が書かれています。

しかし、ネイルサロン検定に合格しているからといって、すぐにお客様に施術をするほどの技術は期待されていないのが事実です。それは、検定に合格しただけの人は、検定に受かるための練習しかしていないと判断される場合が多いからです。

やはり、様々なデザインやアートができるネイリストの方が需要があります。そこで大切なことは、やはり日頃の練習や努力だということがわかりますね。

有能なネイリストになるために

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有能なネイリストになるためには、なんといってもネイルに対して愛情を持ち続けることです。ネイリストの仕事は非常にハードである場合が多いですが、この気持ちが有能なネイリストになるための第一歩です。

練習を繰り返して努力を続けないと、プロを続けることはできませんが、ネイルに愛情があれば、努力も苦痛にはならないことでしょう。

もちろん技術だけではダメ

また、社会的なマナーがあることが非常に大切になってきます。どの職業でも社会的マナーは必要ですが、ネイリストは接客業ですからなおさらです。たとえば時間を守ったり、挨拶をしたりといった基本的なことは当たり前です。

また、仕事に対して誠実な気持ちを持ち、思いやりと感謝の心を常に持ち続けることは、お客様に関わる上で欠かすことのできないものです。また、その場にあった服装や言葉使いも考える必要があります。お客様と接する上で、どれも非常に大切なことばかりですから、全てにおいて欠けることのないようにしましょう。

 

有能なネイリストになるためには、確かにネイルの技術も大事ですが、これらの点にも手を抜いてはいけません。

有能なネイリストとして何が必要なのか、これから目指す人は常に考えるように、すでにネイリストとして活躍している人はあらためて考えてみても良いかもしれませんね。

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