そのやり方本当に合ってますか?今さら聞けないジェルオフのやり方

最近のジェルネイルは商品改良がめざましく、ノンサンディングのものや、ネイルプレートのキワのみサンディングするだけ等、極力自爪に負担がかからない施術方法が多いです。

そのはずなのに、毎回オフ→チェンジを繰り返していたらお客様の爪がペラペラになってしまった・・ということはありませんか?

この場合「お客様の扱い方が悪い!」と責める前に、「ネイリストのオフの仕方が悪い」場合もあるんですよ!!

今回は爪にダメージがかからない正しいオフの仕方をご紹介します。
サロンワークを始めたばかりのネイリストや、セルフネイルでオフの時間を短縮したい方、必見です!!

ますます増えているオフのダメージ

最近のネイルサロンの広告を見ていると「爪を痛めない〇〇ジェル認定サロン」「爪を削らずできるジェル」などの謳い文句がならんでいます。

サロン広告だけでなく、ジェルメーカーの商品広告でも「ノンサンディングでもここまでの持ちを実現」などのキャッチコピーが踊っています。

それだけ、「オフ=ダメージのあるもの」として、意識されているんですね。本来ですと、施術時=ダメージがあるもので、外すだけ=ダメージがないように感じます。

これだけオフに対して敏感ということは、何らかの理由があるはずです。

ネイルのオフって?

一般的にはジェルネイルやスカルプチュアなどのネイルイクステンションを除去し、自爪の状態にすることです。一般的な手順としては以下の通りです。

①イクステンションの表面を削る

②アセトンなどの溶剤を含ませたコットンを爪の上に置きアルミホイルで包む

③数分おいて、溶けてきた部分をウッドスティックやプッシャーなどで除去する。

④溶けきれなかったら②~③を繰り返す

作業としてはそんなに難しいものではありません。ネイルスクールでもジェルオフを習う行うことは少なく、ほとんどがジェルを塗ることに時間を費やされオフのやり方が軽んじられてしまうのです。

そんな状態でスクールを卒業しサロン就職すると新人は先輩のジェルオフヘルプから入りますが、オフ方法を誤ったせいでクレームを発生させることになるのです。

ジェルオフで起こるトラブル

前項の①~④に当てはめて、よく起こりえるトラブルをご紹介しましょう。

の際にファイルやマシーンで削る際に皮膚を削って出血させてしまったり、自爪まで削りすぎてしまう。

コットンが大きすぎたりして不必要にアセトンが肌に触れ、皮膚を乾燥させてしまう。
もしくは、アセトンが少なすぎて時間がかかりすぎてしまう。

溶けきれていない部分を無理やりプッシャーではがしてしまう

①~③が適切でないせいで、本来なら30分以内でおわるはずのジェルオフが1時間以上かかってしまう。

正しいオフの仕方

では、正しいオフとはどうやってやるのでしょうか?先ほどの①~④にのっとり、気を付けるべきポイントをご紹介しましょう。

①イクステンションの表面を削る

ファイルでもマシーンでも、皮膚を削るのは絶対にNGです!!

ファイル:キューティクルエリアを削る際は指でブロックをしながら削る。削る振動がお客様に伝わり深いな思いをさせないよう、ネイルプレートをおさえながら削る。

マシーン:ジェルは柔らかいのであっというまに削れてしまいます。自爪まで削らないようにマシンの回転数に注意し、ビットを押し当てる強さ&角度に気を付けましょう。

②アセトンなどの溶剤を含ませたコットンを爪の上に置きアルミホイルで包む

コットンのサイズは爪と同じくらいの大きさの小さめサイズで大丈夫です。そのかわりアセトンはたっぷり含ませましょう!アルミもケチって小さめのサイズだと、破れたり隙間からアセトンが揮発してしまいます。

指の第二関節あたりまでしっかりと覆えるサイズを用意しておきましょう。

③数分おいて、溶けてきた部分をウッドスティックやプッシャーなどで除去する。

最重要ポイントです!!

ジェルはキワ周りから溶けてピロピロっと浮いてきますが、こうなったからといって浮いた隙間にプッシャーを差し込んでメリメリッとはがしてしまうのは厳禁です!これではむしり取っているのと同じなのです。

アルミを外してプッシャーで落としていいのは溶けて浮いた部分のみ。あとはプッシャーの力加減に注意しながら、ネイルプレートの中央から上・下にスライドさせ、プッシャーに引っかかった分のみを除去します。

④溶けきれなかったら②~③を繰り返す

③を正しく繰り返せばそれだけで自爪に戻せます。

セルフネイラーや未習熟のネイリストがやってしまいがちなのが、わずかに残ったジェルをスポンジファイル等でつるつるにならしてしまうこと。

たしかに爪の表面のジェルはなくなるしジェルも塗りやすくなって一石二鳥ですね。

しかし、これでは自爪を削っているのと同じこと。付け替えのたびに繰り返してしまうと確実に爪はペラペラになっていきます。

いくら施術でノンサンディングタイプのジェルを使ってもサンディングしていることになり、意味がなくなってしまうのです!!

セルフオフの注意点

「オフをする時間がないから」「オフ代がもったいないから」という理由で、自分でジェルオフをしてくるお客様も多数いらっしゃいます。

ほとんどの方が爪の先端がペラペラになって痛んた状態になっています。先ほどのジェルオフトラブルの項でご説明した③の状態ですね。

このような状態では自爪が痛んでいるため、その後付けたジェルも持ちが悪くなってしまいます。ジェルをするのにお金を払うのはわかるけど、外すだけなのにお金を払うのはもったいない、と思われる気持ちはよくわかります。

しかし、考えてもみて下さい。プロネイリストが施術したジェルネイルは、プロ仕様の素材を使い、前処理をし、厚みなど適切な量を塗り、約1か月程度は持たせるように作っています。

なので、素人がダメージ無くオフをするのはありえないことなのです。

さいごに

誤ったオフがいかに爪を痛めるかおわかり頂けたでしょうか?ネイリストはオフについてをきちんと説明をし、間違ったオフがいかに爪を痛めるか、お客様を教育する義務があります。

オフ代がネックになっているならオフ代も込みの価格設定にするべきです。
「たかがオフ、されどオフ」オフについてを軽んじず、ジェルを仕上げるときと同様に注意を払いたいものです。

お客様目線からすれば、オフ技術が上手なサロンは自爪のことをきちんと考えている良質なサロンという判断材料になりますね。

お客様の爪へのダメージを最小限に考えるネイリストをめざしましょう!

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