【独立・開業・ネイル講師】ネイリストのキャリアアップまとめ

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美容業界でも特に人気のネイリストという職業。
instagramの「セルフネイル部」というタグには連日セルフネイルが大量に投稿され、ネイリストを目指す人はますます増えているようです。

しかし一口にネイリストと言ってもその働き方は様々です。
最も一般的なネイルサロンの正社員を始め、自宅サロンや出張ネイル、ネイルスクールの講師なんていう選択肢も。

そこで今回はネイリスト志望の方のために、プロネイリストになってからのキャリアアップに役立つ、ネイリストとしての働き方をまとめてご紹介したいと思います。

ネイルサロン

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まずは最もスタンダードなネイルサロンでの働き方ですね。

正社員

多くのネイリストはネイルサロンの正社員としてキャリアをスタートします。
最もネイルに集中することができるので、技術力や接客力など、ネイリストとしての実力を身につける第一歩としては最適ともいえますね。

初任給は18万円前後から始まり、店長クラスになれば30万以上もらうことも可能。
基本的には福利厚生もしっかりしています。

ネイルサロンで働くネイリストは基本的に30代までで、それ以上になると独立したり、結婚して主婦をしながら副業といったパターンが多いですね。

サロンワークはネイリストとしての実力を身につけるために必須なので、まずはネイルサロン就職を目標にしましょう。

アルバイト

こちらはプロネイリストになった後のキャリアアップとは関係ありませんが、一応ご紹介しておきます。
ネイリストになるにはスクール→資格取得→ネイルサロン就職というパターンが定番ですが、アルバイトとしてネイルサロンで働き始める方もいます。

雑用だけを行うこともあれば、技術次第でネイルアートを行うこともありますが、完全にサロンの方針や個人のスキル・経験などによりけりです。
アルバイトとして働きながら実力を身につけ、正社員になれる場合もありますが、確実ではありません。

収入に関しては時給制で、800円~1000円程度が相場です。
生計を立てるのは難しく、バイトならではのシフトカットなどもあるので、毎月10万円前後稼げれば上々といったところです。
確実にプロネイリストになりたいのであれば、資格と実力を身につけて、正社員の求人に応募するのが良いでしょう。

独立・開業

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次に多くのネイリストがキャリアアップの目標とする、独立開業についてご紹介します。

自宅サロン

独立する上で最もお手軽な方法が自宅サロンの開業です。

持ち家のリビングや一室を利用すれば敷金・礼金・賃料がかからず、改装費にもよりますが初期費用30万円程度から開業することも可能です。
また、商業用マンションの一室を借りて開業する方法もあります。

固定客を多く掴めばしっかり稼ぐことも十分可能で、時間に融通が効くので結婚して退職したネイリストが副業として行うケースも多いですね。

しかし店舗型に比べると集客は難しいので、宣伝や営業努力は必要になります。
ネイリスト検定1級以上の資格や、コンテスト入賞歴は集客のツールとして役立つので、独立前に取っておいてもいいかもしれません。

店舗型ネイルサロン

次に、商業用のテナントをリースしてネイルサロンを開く方法です。
ネイルサロンと言ったらほとんどの方が思い浮かべるのがおそらくこの業態ですね。

立地や物件、揃える設備や内装へのこだわりなどで必要な費用はピンキリですが、数百万円~一千万円以上かかる場合もあります。
ランニングコストも大きいので、お客がつくまで経営を続けられるだけの資金の準備も重要になります。

しっかり売上を上げられれば店舗拡大やチェーンの出店も可能なので、経営に興味がある方や、大きく稼ぎたい方はネイルサロンのオーナーを目指すのがおすすめです。

ネイルサロン開業について詳しくはこちら
独立志望のネイリスト必見!ネイルサロン開業で失敗しないための3つのポイント

出張ネイル

呼ばれた場所に赴いてネイルアートを行う、出張ネイリストという方法もあります。
自宅サロン以上に開業コストが低く、働き方も自由なのが特徴ですね。

完全フリーで自分で仕事を見つけるか、ネイリスト派遣会社などに登録して仕事を紹介してもらうという2つの方法があります。

集客が大変で安定的に稼ぐのが難しい反面、ネイリストとして人気が出ればファッションイベントや結婚式などに呼ばれることもあります。

正直なところ、生計を立てるほど稼ぐにはかなりの努力が必要になるので、副業向きといえるかもしれません。
しかし、営業力とバイタリティに自信がある方や、毎日違う環境で働きたい好奇心旺盛な方にはおすすめです。

出張ネイリストについて詳しくはこちら
出張ネイリストになる方法や必要な資格、気になる収入を大公開!

ネイル講師

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最後に、ネイルの技術を教える、ネイル講師としての働き方をご紹介します。

ネイルスクール正社員

ネイルスクールの社員は一般企業の様な安定感があり、収入も比較的高いので、キャリアビジョンとしてネイルスクール講師を目標にするネイリストは少なくありません。

収入としては月収30万弱~が相場になります。
ネイルスクールは基本的に検定合格を目標にしているので、JNA関係の資格は必須になり、実際にネイリスト技能検定の試験官も務める「JNA認定講師」の資格があれば就職が有利になります。

長期的に働きたい方や安定を求める方、人にものを教えるのが好きな方におすすめのキャリアです。
求人情報はネイルスクールのHPやネイルの求人サイトで公開されているので、ネイル講師志望の方は定期的にチェックしましょう。

ネイルスクールを開く

自分でネイルスクールを開いてしまうという方法ですね。
ネイリスト志望者は年々増えているので、需要は十分にあります。

大規模の展開したいのであれば、JNA認定校をオープンするのがおすすめです。
ネイルスクールに通うメインターゲットである、ネイリスト志望者を多く集めることがでできます。
その他にも趣味でネイルをしたい人向けの自宅スクールなんていう働き方も。

ネイルスクールを開くのはネイリストのキャリアとしては少々特殊なケースですね。
あくまでご参考までに。

まとめ

ネイリストのキャリアは基本的にはネイルサロン勤務から始まります。
サロンワークを通じてネイリストとしての実力を磨きながら、自分に合ったキャリアを形成していきましょう。

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