「大人の保健室番外編⑪」対人関係以外のストレスと対処法を知ろう!

ストレス=対人関係

と思われがちなのですが、実はストレスの要因はそれだけではありません。
お客様相手のお仕事であるネイリストさんは知らず知らずにストレスがたまりがち
だからこそ、出来る限りストレスの他の要因は取り除いておきたいもの。

今回は対人関係以外のストレスとそれらの対処方法をお伝えしたいと思います。
ストレスを抱えて来店されるお客様にもぜひシェアしてあげてください。

そもそもストレスって何?

元々は工学的な用語である物体に力を加えて形を変形させようとすると、その物体には元の形に戻ろうとする力が生じ、それをストレスと呼んだそうです。外界からの刺激全般をストレスと言います。

なので、実は楽しい事も、うれしい事も、悲しい事も全部ストレスだったりします。

その中でも不快に感じるものがよりストレスとして大きく感じます。

例えば..

・暑さや寒さなど気温の変化
・騒音
・光
・まずい食べ物
・不快な臭い
・病気
・仕事
・対人関係

などなどあげだせばたくさんの物があります。
また、個々の感じ方によってストレスとしての捉え具合は様々です。

なぜストレスが身体によくないの

ストレスが身体によくないイメージは誰もがなんとなく持っていると思います。
では、なぜストレスが身体によくないのでしょうか?

身体はストレスを感じると..

・自律神経が交感神経に偏り
・コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。

簡単に言うとこれらは身体を守るために闘争モードにするためのスイッチです。
これらの反応は悪い事ばかりではありません。
ここぞという時に集中力を発揮するためには必要なことだったりします。

しかし、必要以上にこの状態が続くと身体は疲弊してしまいます。

ネイリストさんなら経験があると思いますが、お客様のネイルに集中している時などはこのような状態が続いています。
お客様が帰られて、一息ついた時に一気に疲れが来ることはありませんか?
そんな集中状態が長く続きすぎると身体は休めなく疲れる一方になってしまいます。

ストレスとうまく付き合う為には

とはいえストレスがまったくゼロにはできませんし、ストレスがない=刺激がないという事にもなりそれはそれで身体にとってもよくありません。
私たちが生活をしていくうえで適度な交感神経刺激は必要となってきます。

とはいえ、現代社会はストレスが非常に多い社会とも言われています。
だからこそ出来るだけストレスを減らすこと、ストレスをうまく解消することが大切になってきます。

排除が可能なストレスに関しては、出来る限り取り除くことも現代社会では必要になってきます。
特に、暑さ、寒さや臭いなど環境要因のストレスは、実はストレスと認識されていないことが多く、でも多くさらされているストレスだったりします。
だからこそ、出来るだけ寒さや暑さを必要以上に感じないように環境を整えてあげることは大切です。
特にこの季節は寒さを強く感じる時期でもあります。
だからこそ、うまくカイロやひざかけ、レッグウォーマーなどを利用して寒さから身体を守ってほしいと思います。
温かいとホッとする。なんて話を聞きますが、それは身体がストレスを受けている状態から解放されているからだったりもします。

スイッチの切り替えが大切

とはいえ、中々仕事や人間関係のストレスをなくす事は難しいです。
だからこそ、これらのストレスに関してはうまく付き合う事が必要です。
まずは自分なりのスイッチの切り替え方法を持っておくことが大切になってきます。

・いつまでも嫌な事をひきずらない
・お気に入りのハーブティーを飲む 好きな香りをかぐなど気持ちを切り替えられる方法をみつけておく
・お休みの日は自然の中やお気に入りのカフェなど出来るだけストレスの少ない場所でのんびりすごす

他にもこの季節だとゆっくり温泉に行くなどもお勧めです。

ストレスを多く感じた時はぜひお休みの時は、より意識的に自分が心地よく感じる時間を多めにとってみてください。そしてお客様に笑顔で接する為にも、ぜひストレスとうまくつきあう方法をみつけてくださいね。

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