春に向けて読んでみてもらいたいおススメ本3選。

今や、何でもデジタルですむ時代。ペンを持つのはお店のカルテを書くときくらい。リアルな活字に触れる機会なんてそうそうないな、いうネイリストの方も多いですよね。もちろん世の中全体の流れがそうなので不可抗力なのですが、やっぱり本を読むことってとても大事だったりします。でも、やはり普段はなかなか日々の事で手一杯、心のゆとりもなかなか・・という方にはむしろぜひ読んで頂きたいのが、「松浦弥太郎さん」の本。

松浦弥太郎さんは、1965年、東京生まれ。文筆家、書店『COW BOOKS』代表、暮らしの手帖前編集長で、現在は「くらしのきほん」(https://kurashi-no-kihon.com/)の編集長。若い世代の方はもしかすると「暮らしの手帖」自体、あまりピンとこないかもしれませんが、少し前のNHK朝ドラが、この雑誌の創業の軌跡をモデルしたもの…といえば、少し思い当たるところがあるかもしれませんね。

数多くの松浦さんのエッセイは、一度読めば「毎日のくらしを、私らしさを大事に過ごしていこう」と前向きになれるような要素がたくさん詰まっています。
いつも「美」の最前線で技術を磨き、接客で頑張る皆様にこそ、時に自分自身も振り返り、心落ち着かせる、時には前向きになれる、この春にはそんな本をぜひ読んで頂きたいので、少しご紹介させてください。

「今日もていねいに。」 (PHP文庫)


出典:https://www.php.co.jp/

(以下、紹介より一部抜粋)

とびきりおいしいお茶を淹れること。
苦手な人に、自分から歩み寄ってみること。
新しいものをひとつ手に入れたら、ひとつ手放すこと。
ちょっとした工夫で、毎日が特別なものに変わっていきます。
本書では、著者・松浦弥太郎が、自身の経験から見つけた、日々を大切に生きる秘訣を紹介します。肩の力を抜いて、リラックスして読んでみてください。
よく働き、よく暮らすためのヒントがきっと見つかるでしょう。
文庫版特典として、「うつくしさ」を作るプロフェッショナル、
ヘア・メイクアップアーティストの山本浩未氏の解説を掲載。

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松浦弥太郎入門と言っても過言ではないこちらの本。頑張りすぎている時に読んでみると、当たり前にできていそうなことも意外にできていなかったり、ふと気づかされる視点がたくさん盛り込まれています。毎日でなくとも、時に気が向いたときページをめくってみるといい気づきがあったりするんです。肩の力を抜いて読んでもらいたい本。

「あなたにありがとう。」(PHP文庫)


出典:https://www.php.co.jp/

(以下、紹介より一部抜粋)

近づきすぎてもうまくいかないし、遠すぎてもうまくいかない。ほんのちょっとのことでゆらいでしまう――。対人関係は、そのように一筋縄でいかないもの。人とのほんとうのおつきあいは、自分の眼で相手を選び、相手の眼で自分を選んでもらうことから始まります。「愛情を伝える」「待たせない」「断られ上手になる」「いない人の話をしない」など、人とかかわりあいながら心地よく暮らすためにできることを紹介。

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この本は、松浦さんの経験から見つけた、人間関係を大切にはぐくむヒントをまとめた本。人間関係はどんな環境でも、避けては通れないものですよね。接客業としても、職場の雰囲気に悩んでいる方も、この本に書かれていることと同じようにはできなくとも、何かしらのヒントがもらえるかもしれません。お守り的な本としてもぜひ♪

100の基本(マガジンハウス)


出典:http://magazineworld.jp/

(以下、紹介より一部抜粋)

松浦弥太郎が自分の基本として書き出し普段から意識している100の項目。
『100の基本』は、自分を知るために、自分について考えるために、
自分を整理するために、自分の成長のために、自分の学びのために、
そして自分らしくいるために、しっかりと身につけておきたい基本の心がけです。
後半は、経営する書店『COW BOOKS』のスタッフと共有している100のルール。
あなたの『100の基本』を書き込むノートも付いています。
ややもすると自分が揺らぎ、不安になる現代こそ、
あなた自身の、そして家族や会社で共有する『100の基本』を作って、人生の地図にしましょう!

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とても読みやすい本。シンプルな言葉ながら、心にストレートに響いてくるフレーズが多く、まだネイリストになりたて、社会人に成りたてという方から、年を重ねて今がある方まで、読む人によって感じ方も捉え方も違って、いつ、どこで読んでも気づきをもらえる本でもあります。実際に書店を経営されていることも、サロンと通じる心構えは多々あり、
色々といい意味で考えさせられる本かと思います。

接客にしろ、社会人としてのステップアップを目指すにしろ、やはり自分軸をしっかり持つことが一番大事で難しいこと。春に向かうこの時期、気持ちを新たにぜひ読んでみてください。

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