ネイルに絵の才能は必要?不器用でもネイリストになる方法

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爪というとても狭いスペースに可愛らしい絵を描いたりデコレーションを行い、綺麗なネイルをデザインするネイリストという職業。
当然絵のスキルも必要になってきますが、不器用だったり絵心が無いとネイリストになることはできないのでしょうか?

もちろんそんなことはありません!
実はトップネイリストの中にも、絵心が全く無かったという人は少なくないんです。

絵が苦手なのは努力で克服できる

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ネイルのデザインは絵画とは別物

絵は才能というイメージが強いかもしれませんね。
実際、画家になるためには、努力ではどうしようもない才能の壁というものがあります。

しかしネイルに求められる画力というのは、絵画のそれとは全く異なるものです。
爪という狭い曲面に専用の筆やアクリルで描くには、何よりもネイルの基礎が必要になります。

また、ネイルの代表的なアートや絵は基本的なパターンの応用がほとんどです。
独創的なデザインはともかく、基礎を固めればトッププロレベルの画力でも十分身に付けることができます。

反復練習あるのみ!

もちろん絵が苦手という人は、人一倍努力をしなければいけません。
人気ネイリストの作品や定番のデザインを参考に繰り返し練習しましょう。
綺麗な線を引いたりアート筆を爪の角度に合わせて操る技術は、やればやる程向上します。

そもそも絵心が無いから・・・という方も安心してください!
例えばいきなり犬を描けと言われても描けないと思います。
だけど、何十回も何百回も同じ犬の絵を描けば、そらで上手に描ける様になると思いませんか?

それと同じで、ネイルアートもどんどん自分のレパートリーを増やしていけばいいんです。
マーブル、フレンチ、ハート、フラワー、レースなど基本的なものから始めて、練習を続ければ難しいアートもきっとできるようになります。

絵が上手い=ネイルが上手いは間違い

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ネイルの基礎が一番大切!

ネイルのデザインはもちろん絵が上手い方が有利です。
セルフネイルでも驚くほど綺麗なアートをする人もいます。

しかし、絵が上手いだけでネイリストになることはできません。
ネイリストに最も求められるのは、ネイルの基礎です。
具体的には

・ささくれや甘皮などの処理
・スカルプやジェルの仕上がりと持ち
・爪を痛めない扱い

などはセルフネイルとネイリストによる施術では、一目でわかるくらい差が出ます。

指先を綺麗に仕上げるには、こういった基本的な部分が何より大事なんですね。
本当に腕の良いネイリストによるネイルであれば、ラメライン無しのシンプルなフレンチであっても驚くほど美しく仕上がります。
デザインのセンスと技術を磨くことも重要ですが、まずは甘皮の処理や適度なジェルの厚み、塗り残しの無しなど、当たり前のことをハイレベルに行えるネイリストを目指しましょう。

トレンドや求められる技術は日々変わっていく

ネイルは毎シーズン毎にトレンドが変化して、どんどん新しいデザインが出てきます。
また、ネイルの技術も日々進歩しているので、絵が上手いネイリストも腕の良いネイリストも、ちょっとサボればすぐに置いて行かれてしまいます。

結局のところネイリストというのは技術で勝負する職業なので、日々練習と勉強を欠かすことができません。
努力がものをいう世界なので、才能や不器用さを言い訳にするよりも練習あるのみです!

お客さんの要望を汲み取る力も必要

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お客さんに満足してもらうことがゴール

最後は技術的なお話ではありませんが、ネイリストにとってとても重要な事なので。

ネイリストのゴールは「お客さんに満足してもらうこと」です。
検定で評価される技術を提供することでもなければ、独りよがりのアートを押し付けることでもありません。

求めているものを提供するには

お客さん満足してもらうためには、どのようなネイルにしたいのかをきちんと把握しなければいけません。
カウンセリングをしっかり行うことはもちろん、専門知識の無いお客さんに分かりやすく説明する工夫も必要かもしれませんね。
服装やアクセサリーに似合うデザインを提案するのも良いかもしれません。
お客さんに喜んでもらえるネイリストを目指しましょう。

まとめ

独創性のある芸術的なアートとかでもなければ、根気よく練習することで絵が苦手でもトップネイリストになることができます。
デザイン、ネイルの基礎、お客さんのニーズの把握。
この3点が高いレベルでできればトップネイリストとしてばりばり活躍することができます。

そのために一番大切なのは才能やセンスではなく、勉強と練習です!
絵心を嘆くよりも、努力を続けて良いネイリストを目指していただければ幸いです。

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