生理前のイライラ…周囲に当たり自己嫌悪に陥った方へ

女性であれば、誰でも生理前の体調の悪さ、気持ちの不安定さを感じたことがありますよね。思ってもいないことを思わず口に出してしまい、生理がきた途端後悔する。よくあることですし、普段は気にならない、ちょっとしたことにイライラ、ムカムカ。自分ではどうすることもできない、あの感覚。

でも、あまりにもその症状がひどいとき、自分ではもうどうにも感情のコントロールさえきかなくなってしまうとき、そんな苦い思い出が積み重なってしまっている方は、一度立ち止まってみてください。それはあなたのせいではないかもしれません。特にネイリストさんのように接客業、かつ技術職でもある方は、気分の波があっても、体調が少し優れなくても、店に出てしまえば基本的にフラットな状態でいなければならない方で、この症状が当てはまる方は、普段とてもつらい思いをされているはず。

今日はPMS(月経前症候群)と上手く付き合う方法をご紹介します。

自分の中のPMSを発見する

当たり前のことですが、生理がくれば出血をするので間違いなくわかりますが、PMSは生理前に起こるため、次の生理との時期的な関係性を明らかにしなくてはなりません。症状が毎期を通じて繰り返えされているか、どんな症状だったか、確認記録していくことが必要です。

「繰り返しのある現状を観察する」という行為は、「予想的中の達成感」があるためか、多くの女性がおもしろいと感じるようです。そして次の周期が「予想される時期」に「予想される結果」が起きることを認識することで、改めて「PMSの発見」になるのです。

「病名」が与えられているということ。あなた自身が悪いわけではない

これまで自分ではどうすることもできない性格なのだ、と思っていた感情の不安定さや、ネガティブになってしまう思考。これは「月経前の一連の困った行動は、自分のせいではなく、PMSが自分にさせていたことだ」と解釈の逆転をしてみてはいかがでしょうか?

なんだか「救われた気持ち」を感じませんか? “自分を責め続けていた” こと“自分の悪い性格なのだ”と思いこんでいたことから解放してあけましょう。

そして、PMS期は風邪のようなもの。ゆっくりココロとカラダを休め、好きな事をしてリラックス。
気持ち落ち着かせてあげることで、PMS自体も大分軽くなるはずです。…

PMS期にすべき3つのこと

1.生理前1週間はなるべく予定を空けましょう

ビッシリと詰めてしまった予定。どうしても気分がのらない。行きたくない。そう思うこと、ありませんか? まさに、ストレスの元となり得ます。

予定をあけておけば、仕事帰りにウィンドーショッピングやネイルやエステ。気分転換をする時間がとれます。気持ちをリラックスさせることが何よりも大切です。

2.PMS期に多く食べるように心がけたい食品

PMS症状の強い方はビタミン・ミネラルが不足していると言われています。またPMS期は神経系が不安定な時期でもあります。安定させるためにも「ビタミンB6」を多く含む食品を摂りましょう。

・豚肉
・バナナやみかんの特に白いスジ
・プロセスチーズ
・牛乳
・豆乳
・ひまわりの種
・アーモンド
・すじこ
・たらこ
・赤身魚
等…

ことに「ビタミンB6」はたんぱく質や脂肪の吸収・代謝を助け、中枢神経系を正常の保つ働きがあります。
「ビタミンB6」は”幸せホルモン”と呼ばれる”セロトニン”を生成するトリプトファンが多く含まれています。
意識的に摂取し、“幸せ”を感じましょう。…

3.上手な仮眠と休養をとりましょう

生理前はどうしても眠くなる、という方はとても多いです。これは女性ホルモンの影響です。自然と日中に強い眠気がでたり、逆に夜は体温が上がるため、眠りが浅くなったります。

そんな時は無理に起きていようと思わず、身体が休養、睡眠を欲していると考えて、自分へのご褒美と考えましょう。月経は成熟、健康のあかしと捉え、眠気も新しいサイクルの始まるための必要な休養と考えましょう。

PMSを克服して、自分らしく生きていく

PMS月経前症候群が、“ある”のが当たり前と思い込んでいませんか? 実は当たり前ではないのです。自分の身体と向き合うことで、気付けることが沢山あります。またその気付きから、本来の自分らしさを見いだせていけるはずです。

あなたには生きる力があり、幸せになる価値があるのです。自分らしく輝いてくださいね。

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