ペディキュアをしたい女性を邪魔する憎いやつとは?

桜のシーズンが終わり、徐々に初夏に向かって走り出すこの季節。晴れた日には夏日になることもありますし、そろそろペディキュアの需要も増えてきますよね。ここからのGWや休日には、サンダルに履き替え、爪先もオシャレにしてレジャーに、ピクニックに、とにかく楽しみたいですもんね。

ネイリストさんたちにとっても、ハンド&フットと両方できれば単価もアップしますし、ここは是非とも積極的に進めたいところですが、手に比べ、さまざまなトラブルもつきものなのが足の指や爪。ここの知識も少しだけ持っておくと、提案するときの手助けになるかもしれません。

爪を冒す”白癬菌”とは?

みなさん、「白癬菌(はくせんきん)」という言葉でピンときますか?皮膚や爪を冒す白癬菌感染症、手の爪、足の爪をおびやかすグリーンネイル=爪白癬(爪水虫)という言葉ならみなさんも心あたりがありますよね。

お客様の症状に、ネイリストさんが気がつく場合もあるでしょう。
一般的に、「水虫」と聞いてしまうと、それぞれのイメージが先行してしまい、気がつかない場合も多いかと思いますが、実は痒みがない場合もあります。
いくらクリームをぬりこんでもガサガサなかかと、水泡のようなプツプツができてる指の間などは要注意。白癬菌の感染症は、水虫という形だけでなく出るものもあるので、初期の段階で適切な処置をする必要もあります。

爪水虫、足裏の水虫はネイリストさんで診断ができるわけでもないですし、直接いえないことも多々あるかとは思うのですが、患部から別の部位に白癬菌をばら撒いてしてしまうので、やはり早めの治療が必要です。

知識としてもっておくといいのですが、実際の治療法は、皮膚科で抗真菌剤をもらい根気よく塗り続けることです。東洋医学では 水虫は身体に溜まった余分な「水」と「熱」とが一緒になって悪さをする「湿熱」が原因と考えます。

「水」と「熱」が過剰になると、バランスを崩した両者は結びつき「湿熱」となり、ドロドロとして動きが悪くなって「気」や「血」の巡りを悪くし、その結果、「湿熱」が過剰な部分に菌がくっつきやすくなります。

こんなタイプは特に要注意

・ 汗をかきやすい
・ 水太り
・ むくみやすい
・ 甘い物が好き

甘いものを控える、むくみケアをこころがける、こまめにトイレにいくなど
出来そうなことを日常に続けることも、水虫を繰り返さないためには必要です。
キレイな足と爪で、お出かけできたら嬉しいですよね!!

また、コンプレックスになっていることは、さらりと話の中に織り込みながら相談にのってあげるのもコツ。サンダルを履くのが楽しくなる足ケア、もし様子に悩めるお客様がいらっしゃったら、豆知識とともに、ぜひフォローしてあげて下さい。

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