ネイリストとしての佇まい、感度高く保つためにおススメしたい新習慣とは?

実は最近、とある撮影のために少しだけ立ち寄ったネイルサロンで、気になる光景を目にしました。老舗のネイルサロンだったのですが、何となく全体的に粉っぽい。肉眼では分からなくとも、一眼レフのカメラでクッキリと浮かび上がるホコリのようなものは一目瞭然で、アングルに苦心しました。横をパッと見ると、スタッフの方たちのエプロンにもまた汚れが・・・。立地、技術がどんなに良くとも、こういう部分に気配りができないサロンは、結果的にお客様のリピートは少ないだろうなぁ、と、そんな印象を覚えた出来事でした。

普段からの立ち振る舞いは絶対に表に出るもの。

確かに、ネイリストさんのお仕事というと、華やかに見えても、サロンワークは思っている以上にハードだと思いますし、全てに目が届かないこともあるでしょう。それでも、掃除が行き届かない店内や、汚れたエプロンから想像するネイリストさんのプライベートは、いつ購入したがわからないヨレヨレのトレーナーや、ゴムの抜けたズボン。毛玉やシミがついていても気にせず着ている、なんていう光景を想像してしまいます。もしや、前髪を黒ゴムでちょんまげにしばり、THEひもの女になっているのでは?なんてことまで。

リラックスして過ごすのがダメと言っているわけではありません。ただ、私だったら、できれば立ち振る舞いも美しい、この人にやってもらいたいな、というネイリストさんを指名したい。正確に言えば、サロンの様子から、どうでもいい格好でダラダラ過ごしていることを想像できてしまうような人にはやってもらいたくないということ。それくらい立ち振る舞いは、やはり普段の生活がにじみ出てくるものなんです。こんな風な様子を想像させるようなことは避けたいですよね。

「いやいや、わたしは、そのダラダラと過ごす時間、ダメな自分が好きだし、そうでもしないとやっていられないの!」という声も聞こえてきますが、そこはいったん横において、少しだけわたしの話にお付き合いくださいませ。

おうちパジャマ習慣のススメ

今日の話は、たまたま出合ったサロンから少し話が飛躍していますが笑、「普段の佇まいから少しでも意識をしてもらえたらきっとオンタイムにもそうなるよ」ということをメインでお伝えするべく、皆さんにおススメしたいのが「おうちでのパジャマ習慣」です。

できれば、襟付きがいいですね。なぜ、襟付きがいいかというと、白シャツ効果と同じでしょうか?なんとなく、“シャキとする“からです。パジャマを着ると、シャキッとして、気分もあがるので、家での立
ち振る舞いや行動が変わります。

たとえば、本を読みながらのデトックスティーを楽しんでみたり、
いつもより、時間をかけてBODYクリームを塗ったり、
映画を見ながらネイルオイルを塗ってもいいでしょう。

いつの間にか少し家でも気を配ることができるようになっている、魔法のアイテムともいえるパジャマ。当たり前のようでいて、今、きちんとしたパジャマを着て寝ている人がどれだけいるでしょうね。きっと量販店の暖かいスウェットやトレーナーを愛用されているという方が大多数なのではないかと思うんです。だからこそ、あえてのご提案。

お気に入りのパジャマをきっかけに、寝る前の1時間の時間をどのように使うかを考えるなんてそんな習慣を持っているネイリストさん、素敵じゃありませんか?その1時間の蓄積が、きっと面白いデザインにつながったり、接客にもつながったり。続けていくことで、3日後、3週間後、3か月後、確実に、以前の自分と違う変化も訪れると思います。

少し極端な例だったかもしれませんが、「ちょっとした意識改革」がもたらしてくれそうな変化は感じ取っていただけたでしょうか。ピンときた方、ぜひ、この機会に、シミがついたもの、やぶれているもの、毛玉などの服は思い切って捨てて、素敵なパジャマを購入してみてはいかがでしょう?私は、外だけで綺麗な笑顔を浮かべているネイリストさんよりも、家で意識の高いパジャマを着ているネイリストさんにぜひやっていただきたいと思います。

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