美容
2016.01.21

ネイリストが教える!ささくれの原因と予防・治療法

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指先が荒れていると、生活していて痛みを覚える上になんだか恥ずかしいですよね。実は女性の指先は、意外と見られていることが多いのです。

特に、指先のお悩みで多いのが「ささくれ」です。
「ささくれ」とは「さかむけ」とも言い、手の爪の根本を覆う後爪郭と呼ばれる部分の表皮が剥けた状態のことをいいます。

かなり身近な症状のため、軽視している人も多いのですが、立派な皮膚の疾患です。激しい痛みを伴うものではありませんが、地味な痛みは生じてしまいます。指先は常に雑菌に晒されている場所なので、ささくれから感染症にかかってしまうこともあるのです。

そして何より、見た目に不潔感が出てしまうのが何よりも辛いですよね。ささくれがある指先をみられたくない、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

そんなささくれを予防することは、綺麗な指先を手に入れることに繋がります。
今回は指先ケアのプロであるネイリストが、効果的な予防法・対処法を伝授します。

ささくれができてしまう原因は?

まず、ささくれができてしまう原因を知りましょう。

指先の乾燥

一番の原因として上げられるのが、皮膚に水分や油分が足りなくなってしまう乾燥状態であることです。

冬は空気が乾燥するためできやすくなります。また、水仕事や入浴時のシャンプーなどによっても皮膚の油分が奪われてしまうのです。

マニキュア除光液やジェル除光液によって皮脂が奪われるのも原因の一つです。お仕事にも寄りますが、そういう点では男性よりも女性の方がささくれになりやすいのかもしれません。

栄養不足・血行不良

栄養不足や偏り、血行不良や体調の悪化でもなることがあります。ささくれに限らず、指先の荒れは不摂生の証だと考える人もいます。指先一つで他人から不摂生だと決めつけられるのは困ってしまいますが、実際に爪や爪の周囲の皮膚はタンパク質でできているため、乾燥に次いで大きな原因の一つなのです。

ささくれを予防するために

保湿を徹底する

何よりも、指先の乾燥を防ぐことが重要です。
これはささくれ予防だけでなく、綺麗な指先を保つために大切なことです。

普段から保湿成分の入っている軟膏やハンドクリームなどを塗っていくことがおすすめです。クリームを選ぶときは、尿素配合のものを選びましょう。ジェルやローションタイプは保湿力が弱く、乾燥がひどい時はあまり効果がありません。

フェイスケアと同じように、化粧水→クリームの順で塗ると保湿効果が更にアップします。

ささくれのできやすい指先はこまめに塗っておき、キューティクル周りにはオイルを塗ることでより高い予防効果を期待することができます。

水分が失われないようにする

保湿はもちろん、日々の家事などで水分を失わせないこともポイントです。水仕事の時はゴム手袋を使用したりしましょう。
どうしても水に触れなければならないときは、お湯の使用は極力控えましょう。手を洗ったらしっかりと拭くのを忘れずに。

除光液が爪以外の皮膚に付いてしまわないように注意するのも大事です。一日の終わりで疲れている時にそこまで神経質になれない、とは思いますが、明日の綺麗な自分のために頑張りましょう。

ちなみに、よく言われている「寝る時に手袋をする」というのは、実は逆効果なのです。人は寝ている時に、体温を調節するために手や足から熱を逃します。しかし手袋をしていると熱が篭ってしまい、体温調節がうまくいかず睡眠が妨げられてしまうとのこと。睡眠不足は健康不足に繋がり、結果として指先が荒れる原因となってしまいます。

栄養バランスの見直し

栄養不足や偏りは、毎日の食生活を見直すことが必要です。意識して摂りたいのは、皮膚や粘膜の健康を保ってくれるビタミンAとB2です。鶏のレバーやうなぎ、卵などに多く含まれています。
血管の老化や生活習慣病を予防してくれるビタミンEも積極的に摂取しましょう。これもうなぎやサーモン、モロヘイヤなどに多く含まれています。

他にもビタミンCやD、Eも綺麗な皮膚を保つ手助けをしてくれます。

そして爪や爪の周囲の皮膚を作ってくれるタンパク質は、肉や魚、たまご、大豆などで補うことができます。

何よりも、忙しいからという理由や、食事制限を設けたダイエットなどで簡単な食事や栄養の偏った食事を繰り返すのをやめましょう。バランスの整った食事をしていくことが大切です。

運動・マッサージで血行促進

血行不良や体調不良は、上記のような偏った食事をやめ、適度な運動を行うことで改善されます。最近身体を動かしてないな、と思ったら、一駅前で降りて歩いてみたり、ジムに通ってみるのもいいかもしれません。

上記に加えて、指全体の血行を良くするためにマッサージも行いましょう。仕事の合間やオフの些細な時間でいいので、指の根元から指先の爪の横までゆっくり丁寧に。血行が良くなると指も温かくなるので、指先の健康だけでなく作業も捗ります。ハンドクリームを使用してマッサージをしやすくしておくのがいいですね。

できてしまった場合の対処法は?

それでもささくれができてしまった場合は、指で引っ張ったりして取り除かないようにしましょう。指で取り除いてしまうと、健康な皮膚まで裂けてしまい、傷が広がってしまいます。見た目の悪化はもちろん、その傷口から雑菌が入ってしまう可能性も上がってしまいます。

ささくれを取り除く時は、ネイルニッパーや眉を整える時のハサミなどを使いましょう。先端をしっかりとアルコールや消毒薬で殺菌するのを忘れずに。取り除いた後は、傷になっていなければ手湿疹用のクリームで対処します。少しでも傷ができてしまったら、軟膏を塗り絆創膏を貼りましょう。

「ここまでしなくても…」なんて思われるかもしれませんが、指先は自分が思っている以上に雑菌に晒されている場所です。そして自分が思っている以上に他人に見られている場所でもあるので、たかがささくれ一つ、と侮らず、こまめなケアを大事にしていきましょう。

もちろん傷口から雑菌が入るなどして化膿してしまった場合には、早急に皮膚科を受診し、きちんと治療してくことが重要となります。

いかがでしたか?これらを毎日意識して行うのは少し大変かもしれません。

ですが、指先に自信が持てるようになるとだんだん楽しく有意義なものになってくるはずです。人に見せたくなるような指先美人になるために、是非今回のアドバイスを活かしてみてくださいね。

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