ネイリストの求人・仕事トップ/特集/プロから学ぶ!心と身体の整え方/プロとして”他者目線<自分軸”を意識してこそ光りだす「センス」の磨き方
専門家
2016.12.26

プロとして”他者目線<自分軸”を意識してこそ光りだす「センス」の磨き方

最近、私のセミナーの受講者の方や、SNSなどを通じてよく頂く質問があります。

「どうやってセンスをみがけばいいんでしょうか?」

それはファッションについてだったり、インテリアについてだったり、ジャンルは様々なのですが、いつも一環して私が伝えているのは、本当はたくさん言いたいことを最短にしてまとめた言葉、「センスは経験だと思います」という答えです。

ネイリストの皆さんの中には、おそらく“デザインのセンス”“接客のセンス”等々、おそらくこの「センス」と言う言葉に一喜一憂させられている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?私も実は元美容師という経験を持っているので分かるのですが、若い頃、この「センス」という言葉には実はかなり敏感に反応してしまっていた時期がありました。とにかく、どんな悪口よりも、「センスがない」という言葉には傷ついたものです。でも、時がたち、私の中での「センス」は、天性のものとは真逆で、自分で努力して掴むものだという確信とともに「経験」と言い切れるようになりました。これには、思うところあって答えているので、少し今日はそんなお話をしたいと思います。

センスってそもそもなんだろう?

街でつい振り返ってしまうほどの人に会ったことはありますか?
その人から目が離せない、なんてこと、ありませんか?

私はよくあるんです。

例えば先日の出来事。原宿のスタバにて高校生くらいの女の子の隣に40代後半くらいの女性が座っていたんです。決して派手ではないけれど、グレーのタートルネックにスカーフを巻き、耳には、一粒パール。きちんと手入れのされた短めの髪が、とてもよく似合っている女性。その距離感と会話から、すぐに親子だろうと推測ができたのですが、私はこんなとこから、ついつい、その親子の日々の生活を想像してしまっていました。

『きっと、朝はカシミヤ入りのストールを羽織り、観葉植物に水を上げながら、朝の一杯のハーブティーを飲む。一息ついてから、子供達が起きる前に朝食の準備。シンプルにトーストとサラダとフルーツヨーグルト。けれども素材にはこだわりが。パンは天然酵母。こんがりと焼けたトーストの風味を引き立ててくれるのはフランス産のエシレバター。種が埋まってしまうほど、はちきれんばかりに潤いを閉じ込めているイチゴは見るからに甘そう・・・・』

そんな風に想像はいくらでも膨らんでしまって。私的な感覚では、こんな風に想像が膨らむほどに目を釘づけにさせるような女性、それは、間違いなく「センスがいい」女性だろうと思うのです。おそらく、きっと私だけでなく、あの場にいた人はみなそう感じたろうとも。

センスの良さとは、「ある人」の価値観にとってのセンスの良さ。でも、圧倒的にセンスがいい場合は、大多数の方がそのオーラをも感じ取り、「絶対的にセンスのいい人」になります。この類にはいる方は、暮らし方も、生き方をもセンスに反映されていて、歳をとればとるほど、顕著にあらわれるものなの。結果的にシワやたるみさえも、美しく見せていくから不思議です。究極で言えば、センスとは、どんな美貌にも勝る、最強の美ともいえますよね。

一方で、多くの人に「センスがいい」と思ってもらえることは、例えばネイリストさんのように、個に寄り添う職業の方であれば、目標とすべきことなのも当然だと思います。そんなとき、「センスを磨く」と言う観点で、何を意識して、何を軸として選んでいくか、はとても大事ですよね。

今まで私も職業柄、様々なジャンルで「一流」と言われる方にお会いしてきましたが、この方たちには、圧倒的な「自分軸」があることが一番の共通点でした。もちろん全員「圧倒的なセンスのある人」です。こういう中には、もしかすると、いわゆる“生まれつきのもの”を持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、多くの人に支持され、会いにきてもらえるような「プロのネイリストさん」を目指すのであれば”生き方のセンス”の良さを努力から見つけていくべきだと思います。

人間それぞれの価値観やライフスタイル、思考性が違って当たり前であり、その人の生き方はその人のもの。だから見つめるのは外ではなく、内。素直な女になること、そして、その曇りなき眼で、自分と向き合う事。これが、センスを磨くための下準備。

『個の道具のように自分を分析しなさい。
自分自身に対して、100パーセント率直でなければなりません。
欠点を隠そうとせずに、正面から向かい合うのです。』

(オードリー・ヘップバーン)

オードリーの言葉を皆さんに贈りつつ、ここまで読んで頂いたものの、
「自分を知ることからすべてが始まるといったって、その先が分からないな~、わたしにはセンスがないのかな。」なんて感じている方へ。

センスがない人なんていません。私も今、子育てをしながら子供達の成長を見ていますが、そうするとよく分かります。環境や経験が人をつくり、センスを育てていく。センスは後からでも補えるし、ちゃんと育つものなんです。無責任に言い放つだけではなく、コツもしっかり伝授しますよ!

センスを磨くコツはこの2つ!

・洗練されたものを見る、触る、身に着ける
・自分がセンスのいい人と思う人と一緒にいる、そして真似をする。
※真似するときの注意点※
「〇〇さんに憧れているから、真似しちゃいました!」とひと言、可愛くいっておきましょう。気持ちよく、真似させてくれるし、さらには、センスのいい情報もくれたりしますよ♪

知っておいてほしいのは見た目のセンスを磨くことが目的ではなく、その先の大人の女の理性や知性のバランスを研ぎ澄ませ、センスのいい生き方をする為のレッスンだという事。歳を重ねていく上で、人間的センスがなければ、どんなに若くキレイに保っても、そのキレイは安っぽくも見え、価値あるものに見えないものです。だからこそ、他者目線を一旦やめて自分軸で選んで欲しいですし、感じてほしいのです。

遠回りしましたが、前述したもの全てを含めて、「センスは経験だと思う」というセンテンスにこめた想い、心に響くものを感じていただけた方は、ぜひ実践してみてくださいね。

専門家プロフィール

戸田さと美

戸田さと美

起業家/ビューティーコミュニケーター

起業家/ビューティーコミュニケーター/ウーマンライフプランナーと多才な顔を持つ小学生のママ。15歳でモデルとしてデビュー。女性が輝ける社会実現をする為、また自身もその可能性を示したいという思いから、PETAGO株式会社を設立し、代表を務める。また、セミナー活動の傍らで、定期的に開催する「納得できる自分をつくるパーソナルカラー&メイクLesson」は予約がすぐ埋まる盛況ぶり。

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