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ネイル
2017.06.06

いまさら聞けない・・・「福利厚生」ってなに?

最近では、ネイルサロンの求人でも、一律して「福利厚生が充実しています」というキーワードが目につくようになりました。一昔前までは、とすると‘使い捨て’のようにスタッフも定期的に入れ替わる、そんな光景も珍しくありませんでしたが、業界として成熟するにつれ、やはり「いかに長く働くことができるか」ということも、しっかりと考えられるような選択肢が増えたことは、とても喜ばしいことですよね。

さて、とはいえ、今度は「福利厚生が充実」というこの言葉が当たり前になりすぎてしまい、中身をしっかりと確認しないまま、サロンに入ってしまうと、「こんなはずじゃなかった・・・」となることも。そこで、今日はそもそも「福利厚生」がいったい何を指しているものなのか、少しだけお話します。

福利厚生とは

簡単に言うと、企業側が従業員に提供する給料以外のサービスのこと。その中でも大きく分けて2つに分かれます。

法定福利厚生

→法律によって実施が義務付けられているもの。

社会保険、労働保険といった名前には聞き覚えがあるかもしれません。厚生年金・健康保険・介護保険・雇用保険・労災保険などが該当します。全てはあげませんが、これらの保険料については、会社も保険料を負担しています。
ちなみに、まだまだ、法律の目をかいくぐって、社会保険に入っていない会社もあるんです。ここは面接時にも要チェックポイントですね。

強制適用事業所

参考までに、法律で加入が義務づけられている会社の条件は下記です。
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1.法人

株式会社・有限会社などの法人。従業員の人数・業種は関係なく、社長1人の会社でも厚生年金に加入しなければならない。

2.従業員が5人以上の個人経営の事業所

5人以上の従業員を常時使用している個人経営の事業所。
※一部農林漁業、サービス業どの場合を除く
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ちなみに、ネイルサロンでは個人経営という場合も多いですが、上記に該当しない場合でも、例えば従業員の過半数の同意を得て、事業主がしかるべき手続きを申し出れば厚生年金に加入することができます。
(参考:日本年金機構) http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/jigyosho-hiho/jigyosho/20150518.html

法定外福利厚生

→法律によって義務付けられていない、雇用する側が任意で行う様々な福利厚生の制度をいいます。

これが、いわゆる各社が色々と総意工夫をこらしている部分です。具体的に言うと、住宅手当や社員住宅の完備、会社全体でのレクリエーション活動支援、資格取得や自己啓発セミナーへの支援、財形貯蓄、保養所の利用などは、一般企業でも共通する部分。ネイリストさんで特徴的なのは、独立支援制度などもありますね。
その他、最近では、ネイリストさんではなかなか難しいとされていた有給・産休育児休制度、時短勤務制度などがしっかりと整っているサロンさんも出てきました。

見ておきたいポイント

若いうちは、何となくお給料の額面だけ見てしまいがちなのですが、「給料さえもらえれば良い」と思ってはいけません。社会保険等の充実はそのまま現在の家計において支出の減少にもつながりますし、自分ひとりではできないことも、会社の制度があればしっかりと学ぶこともできるんです。個人の価値感にも左右されますが、いくつか見ておいて欲しいポイントをあげてみます。

健康診断について

健康診断は、福利厚生ではなく、会社の義務、ということ、ご存知ですか?会社は、基本的に1年以内ごとに1回、定期的に健康診断を行わなければならない義務があるんです。ネイリストさんは、体が資本と言っても過言ではありません。どんなに忙しくとも、きちんと毎年健康診断にいけているかどうか、は、サロンがどれだけ従業員を大切にしているかのバロメーターにもなりますよね。

レクリエーションについて

例えば社員旅行、季節ごとのイベントなど、会社として、従業員をねぎらう意味でも、今後の期待をこめてでも、こういう機会を設けてくれているかは、現場目線を持ってマネージメントをしているかどうかのジャッジにもなります。

産休育休について

ネイリストとしてどういう将来があるかまだまだ見えないという新人さんであっても、まず、確実にこの制度があるかどうかは見て欲しいです。できれば、この制度を使って、実際に子どもを生み、きちんと復帰しているかどうか、ここもぜひ面接では聞いてみてください。「制度がある」と書くことは簡単、でも実際に活用しているかは別問題。書いてあるだけでは意味がありません。正直、育休をはさみ、復帰しているネイリストさんがいるならば、これ以上の「時短勤務」制度までが整っていることが理想です。今現状では、どうしても子どもを持った後はアルバイトや契約社員として勤めるパターンの方が、まだ圧倒的に多いと聞きます。この部分に関しても、一般企業に近い感覚で「あって当たり前」になるといいですよね。

研修制度

研修制度も、色々なものがあるかと思いますが、「学びたい」と思ったとき、支援してくれる制度があることはとてもありがたいもの。サロンによっては、接客研修で某有名タレントさんを呼んだり、東京本社でまとめてマネージャー研修などをするような独自の制度を設けているところもあるそう。

いかがですか?「好きな仕事内容だから」「給料が良いから」「素敵なお店だから」など、パッと見た写真の雰囲気や、文字に書いてあることで選ぶのももちろんいいのですが、後一歩、しっかり踏み込んで面接で聞くことができたりすることも、自分の今後を左右する大事な部分です。特に女性は、20代から30代、一番の働き盛りの時期が、同時にさまざまなライフイベントも重なるもの。職場に求める条件は人によって異なりますが、しっかりと見極めたうえで、雇用形態や勤務時間に加え、福利厚生の内容もみて、自分にとって何が大切なのかを考えましょう。理想的な職場を見つけて、納得した上で、ネイリストとして活躍できるといいですよね

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